2004年10月7日木曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合プレーオフ2ndステージ
株式会社福岡ダイエーホークス福岡ダイエーHawks西武Lions株式会社西武ライオンズ2回戦
 18:00〜 観衆;47,000人 観戦場所;レフト外野立見席
ライオンズ
2
3
0
0
0
4
2
0
0
11
 
ホークス
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
 
勝利投手
松坂大輔 1勝
敗戦投手
和田毅 1敗

審判員・記録員
本塁打
主審
川口亘太
和田一浩1号打点4・投手:吉武=六回
一塁
中村稔副部長
高木浩之1号打点2・投手:神内=七回
二塁
柿木園悟
三塁
栄村隆康
左翼
山村達也
右翼
東利夫主任
公式記録員
山川誠二

今年の和田毅を象徴する劣悪試合
城島健司2死球。井口もノーヒット。主軸が打たなきゃ勝てんよな

 西武は1回、アレックス・カブレラ、和田一浩の連続適時打で2点を先制すると、2回にもホセ・フェルナンデスの2点打などで3点を追加。6回、和田一浩の満塁1号で試合を決めた。松坂大輔は6回を4安打無失点。
 福岡ダイエーは2回途中でKOされた和田毅が誤算。

 早朝7時。いつもなら熟睡タイムであるこの時間、今朝は9時10分発の飛行機を利用するためにこの時間に家を出る。平日のこの時間、予想通り道路は混雑している。ここのところ、貧乏生活が続いていることもあるがすっかり羽田空港までの行き来は原付バイクになっている。なんといっても楽。勝手知ったるルートを快調に飛ばす。バスであれば朝の渋滞にはまると身動きがとれず、電車であると朝の通勤ラッシュと重なり空港に着く前にゲンナリしてしまうが、バイクの場合は渋滞であってもスルスルとすり抜けられる。耳元では毎朝8時半からしか聴くことが出来ない「J-WAVE Good Moning Tokyo」が放送中。今朝に関しては放送開始の7時からかっつり拝聴できる。番組ナビゲーターのジョン・カビラさんも心なしかご機嫌にように聞こえる。およそ1時間で羽田空港に到着。

 バイクを定位置に止めて搭乗手続きを行う。今日の搭乗予定はJAL1801便北九州行き。頭上の電光表示には満席であることと86番ゲートからの搭乗となっていることが表示されている。搭乗はボーディングブリッジからではない模様。搭乗時刻まで余裕があるのでJALサクララウンジで時間をつぶす。今朝は羽田空港に4箇所あるうちのラウンジのうち、普段はあまり使わないサクララウンジアネックスに入る。このアネックス、室内の内装はとてもきれいで好感が持てるのだが、ラウンジ内にはトイレが無く、さらにオシボリサービスが無い。また、飲み物用のグラスが無いので紙コップとなっている。私は飲まないから良いものの、アネックスにはビールサーバーも設備されていない。なんだか妙に存した気分になる。バイクを運転してきた私にしてみればオシボリのサービスが無いのはとてもつらい。
 当サイト掲示板にレスをつけた後、8時40分にラウンジを退室。バス乗り場へ向かう。86番搭乗口にはすでにバスが停車中。乗り込むと「このバスは搭乗機への最終バス」であることを繰り返し案内している。結構な乗客が乗り込んでいる。さすがは満席便である。
 9時03分、バスの先頭部分の扉が開き、地上係員が乗り込んできた。これでようやく出発かと思いきや、もう一度扉が開く。もう一人の地上係員が乗り込み、一緒に飛行機の脇までくるという。なにやら物々しい雰囲気である。頻繁に無線機で交信を行っている。
 「ただいま最終バスがターミナルから離れました」「まだシップ(機材)に着いてません。これからアナウンスをしてみます」
 何が行われるのか興味津々で注目していた。運転士がハンドマイクを地上係員女史へ手渡しアナウンスが始まる。その姿はまるでバスガイドのようだ(笑)。
「皆様、本日この便において座席数を上回るご予約を受け付けております。お客様の中で次の北九州行き、もしくは次の福岡行きへご搭乗便を振り替えていただける方がいらっしゃいましたらどうぞお声をおかけください。なお、お申しで頂いた方には協力金といたしまして現金10000円もしくは7500マイル、福岡行きへお振り替えの場合は福岡空港から北九州市内までの交通費もご提供いたします」
 バスの中にはスーツを着たビジネスマンが多い。おそらく北九州便を選んだからにはその時間に予定が組まれている人がほとんどなのだろう。協力金や協力マイルがもらえても二の足を踏んでしまう人が多い。私は目的地こそ福岡市内なので、次発の福岡行きに振り替えても構わないのではあるが、北九州空港に行ったことが無いのでさすがに振り替えは出来なかった。そこに一人勇者が現れる。振り替えても構わないと言うのだ。が、その後のやり取りで現在カウンター前に居る最後のチェックイン者が福岡行きでも構わないと言っている。結果的にはランプバス乗車者で振り替え者は出なかった。
 そのやり取りが終わったころ、ちょうどバスは飛行機前に到着。機材は普段見慣れた大型機材ではない。MD87(JA8371)は異様に小さく、横に地上係員が立っていて機体が妙に低いことが如実に判る。MD87はタラップが機体に設備されている。それを昇って指定された1番A席に着座。例によってドリンクサービスが始まるまで寝る。りんごジュースを飲み干すと窓の外を注視。
本州を抜けて九州が近づくとベルと着用サインが点灯する。いつもの福岡空港ならシーホークやら福岡ドームやらの見慣れた建物や住宅密集地が見えるのだが、今回は北九州空港。小高い山に生い茂る森林が目に優しい。
 MD87が北九州空港に着陸。滑走路面に描かれている白い文字やラインが剥げていて痛々しい。いかにも古いローカル空港である。北九州空港は2006年を目処に玄界灘沖合いに新空港を建設中なので現在の北九州空港にそれほどお金をかけるわけは無い。誘導路を足早に走行するMD87.見えてきたターミナルビル…といっても平屋…にはしっかりとボーディングブリッジが設備されている。このボーディングブリッジがなかなか面白く、飛行機の出入り口部分から1階レベルへ緩やかに下がっている。ボーディングブリッジ部分からターミナル室内まではわずかであるが外と歩かねばならない。屋根は一応付いてはいるが。。。この滑稽な空港の姿をいち早く展望デッキから見たいと考え、勢いあまって預かり手荷物の受け渡しをスルーして出てしまった。せっかくの優先手荷物受け渡し権利だが、結果的には一番最後に係員の手を煩わせて受け取る羽目に。。。
 空港の外には西鉄バスの下曽根駅経由小倉駅行きバスが出ているとのことで見に行くと、いわゆるリムジンスタイルのバスではなく、普通の路線バスタイプであった。そもそも西鉄バスにエアポートリムジン的な路線は無い。このバスには乗らずに歩いて下曽根駅を目指す。
 北九州空港を背中にして雪印物流の倉庫(現在は休業中)がある交差点を右に。住宅街が続くが、「下曽根」と書かれた交差点の手前にナイスな看板デザインが目を引くサロンがある。妙な人間の図画哀愁を誘う。
 その下曽根交差点を左に曲がると西日本シティ銀行が見え、その奥にJR日豊本線の下曽根駅が見える。階段の手前に時刻表が掲示されていて、1日数本だけではあるが特急列車も停車すると言う。
 下曽根駅は駅前にセゾン系の商業設備がある。当然ここは福岡県内であろうがお構い無しに「ライオンズ頑張れ!」ムードが盛り上がっている。昨年のダイエー甲子園店を見るようだ。
 このあと13時に小倉駅前に付くように暇をつぶす。ちょうどこの周辺の日豊本線の駅はまったく乗り降りしたことが無いので、下曽根→城野→安部山公園と乗り潰す。安部山公園駅を見学したところで小倉に13時待ち合わせでちょうど良い時間になる。
 小倉駅では今頃になってもホークスファンクラブ月のクレジットカード会員を募集していた。
Seibu Lions
佐藤
赤田
フェルナンデス
カブレラ
和田一
犬伏
中島
野田
高木浩
松坂
守備
9
8
5
3
7
DH
6
2
4
P
6
9
4
3
2
DH
7
8
5
川崎
宮地
井口
松中
城島
ズレ|タ
バルデス
柴原
鳥越
和田毅
Fukuoka Daiei Hawk
今日の提供スポンサー
 西武はプレーオフ1stステージ第3戦からずっとフェルナンデスを3番に上げる攻撃型オーダーを組んできている。指名打者には犬伏を起用。先発投手が松坂大輔だからなのか、保守は細川ではなく野田が入っている。
 対するホークスはいつものメンバー。最強下位打線は柴原と鳥越となっている。それにしてもこの打順、去年の今ごろに誰がバルデスの前のズレータが入ることを想像しただろう。打点も多い今年のズレータ。変われば変わるものである。
 今日の始球式は西日本銀行と福岡シティ銀行が合併して出来た西日本シティ銀行の名誉頭取さんが登場。マウンドとバッターボックスの中間で投球が落っこちてしまう。これじゃあSHINJOでもバットに当てることは不可能である。
名誉なことです。
始球式!

 
 
 
 
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