2004年8月31日火曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合

株式会社福岡ダイエーホークス福岡ダイエーHawks北海道日本ハムFighters株式会社北海道日本ハムファイターズ23回戦
福岡ドーム 18:00〜 観衆;47,000人 観戦場所;レフト外野自由席
ファイターズ
4
2
0
2
1
2
0
0
1
12
 
ホークス
0
0
1
0
0
1
0
0
0
2
 
勝利投手
入来祐作 2勝2敗
敗戦投手
星野順治 6勝8敗

審判員・記録員
本塁打
球審
山村達也
フェルナンド・セギノール40号打点2・投手:星野=初回
一塁
東利夫主任
シャーマン・オバンドー7号打点1・投手:星野=初回
二塁
佐藤
木元邦之8号打点1・投手:星野=二回
三塁
白井
坪井智哉11号打点2・投手:山田=四回
公式記録員
荻野進
高橋信二22号打点1・投手:山田=五回

ファイターズに被本塁打5
福岡ドームに秋風が吹きぬけていく大量失点

 北海道日本ハムが5本塁打を含む16安打の猛攻で大勝。一回にフェルナンド・セギノールの40号2ラン、シャーマン・オバンドーの7号ソロなどで4点を先行。その後も追加点を挙げて突き放した。入来祐作が5月12日以来の2勝目。
 ホークスは序盤の大量失点が響いた。

 昨晩西日本を賑わせた台風16号(学術名:チャバ)は予定通り新潟沖の日本海を北上している。テレビのニュースや天気予報で「大型で非常に強い」という形容詞が付けられるほどの台風チャバは新潟沖の日本海を進んでいても関東地方に影響が無いわけが無く、雨よりも風がとても強く吹き付けている。バルコニーの什器が倒れてしまっていたりする。

 「この天候でバイクでの出陣はとても危険である」と察知し灯りが点いていた弟の部屋の扉をノック。タバコ2箱購入を条件に横浜駅までの送迎を引き受けてくれた。クルマでも横風で大きく揺れを感じるのである。バイクであったら時速30キロ以下走行であっても安定しなかったであろう。所要30分程度で横浜シティエアターミナル前に到着。5時15分のバスに乗り羽田空港に向かうも、このバスもベイブリッジ付近で大きく横風を受ける。東尾荻島付近から見える東京湾はかなり荒れている。こういうのを「大時化(おおしけ)」というのだろう。しかしさすがはプロの運転。そんな風などものともせず所要20分程度で羽田空港に到着した。
 出発カウンター前では早速7時台の青森行きが欠航していること、さらに札幌行きが天候により新千歳空港に着陸できない場合は羽田空港へ引き返すことがあるとの不吉な放送が流れていた。
 ラウンジを気持ち早く出て11番ゲートに向かう。定員の半分程度の乗客が搭乗開始時間を待っているが、予定出発時間に近い6時20分になってもなかなか搭乗開始がスタートしない。まつこと数分、定時出発時刻まで5分前の段階でようやくボーディングが始まる。
 昨晩からの台風の影響でほとんど寝られなかったのでようやくリラックスして寝ることが出来る。クラスJのシートに座ったとたんに眠気が遅い、ドリンクサービス中以外はず〜っとねていた。気付くと最終の着陸態勢に入っていた。福岡県上空に差し掛かると市街地が手に取るようにわかる。
 着陸しすぐに地下鉄に乗り換える。行き先は適当に決めようと考えて地下鉄・JR九州が共通乗車できるワイワイカードを自動改札機に投入。ホームにはJR九州所属の103系電車が進入してきた。そうなるとこの電車に乗って福岡市内中心部をスルーし西区へ抜けてしまうのも面白いかもと考える。ということで地下鉄線を姪浜まで乗りとおし、直通運転しているJR筑肥線の今宿駅まで向かう。
 今宿駅は非電化時代からそのまま使用しているであろう味のある駅舎が現存していて、駅周辺はそれほどでもないが国道沿いはそこそこの商圏を形成している。昭和バスのターミナルが設置されていて、ここから天神や博多駅まで行くことができる。
 続いて筑肥線を一駅姪浜方向へ戻る。下山門駅は現在筑前前原まで完成している複線区間の以前の終点であった。現在はかなり小ぢんまりした駅舎がぽつんとある程度の小さな有人旅客駅。周囲には大きいマンションと福岡市地下鉄の姪浜車庫がある。地下鉄職員は当駅を利用して出勤しているようだ。続いて2駅唐津寄りにある周船寺駅へ。当駅までが福岡市内となっている。ここまでくるといよいよ田園風景が目立つようになる。この時点でまだ10時半。周辺をうろつくにもお金がなくなってきた。仕方なく筑肥線に乗りそのまま地下鉄へ。唐人町駅からトボトボあるいて福岡ドームに向かうことにした。菰川が昨日の台風により増水していて、ドーム前の地行浜橋をボートがくぐれないほどになっている。
台風18号で増水している。
昨日の試合の中止告知
 福岡ドームの敷地に到着。ラジオの時報により時刻が正午であることがわかる。人影はまばら。それもそのはずで今日は平日である。暇つぶしにホークスタウン内をうろうろと歩いてみる。8ゲート横のピッチングゲームは未だに小久保と吉永が大活躍し、モール内のHMVでは3月に発売された宇多田ヒカルシングルコレクションの広告が掲示されたままである。
 映画でも見て暇をつぶそうと考え、モール内の映画館に向かったが、お目当ての華氏911は上映終了が15時半過ぎであったため鑑賞をあきらめた。
 開門されるとファイターズファンの集まる周囲に大きな横断幕が掲げられている。ひとつは先週札幌で見た「守れ白いボールのファンタジー」、もうひとつは「パ・リーグ消滅断固阻止」というものである。福岡ドーム内ではホークスファンがこの手の横断幕を掲げると一部袴系応援団が良い顔をしないので掲げている人は皆無なので、こういう掲示を見るとファイターズ側とはいえホッとする。
 ファイターズの打撃練習が終わるとホークス側のベンチ前では超まったりムードが漂っている。昨日の移動疲れなのか、選手がぐったりと座り込んでいる様子が良くわかる。こんなんでホークスは大丈夫なのか?ちなみにファイターズは前日移動なので余裕綽々の様子。
Hokkaido Nippon-ham Fighters
新庄
坪井
小笠原
セギノ|ル
オバンド|
高橋信
エチェバリア
木元
金子
入来
守備
8
7
5
DH
3
2
7
4
6
P
6
5
4
3
2
DH
8
7
9
川崎
本間
井口
松中
城島
ズレ|タ
柴原
宮地
高橋
星野
Fukuoka Daiei Hawks
 
 しかしスタメンは違って見えた。ファイターズは外国人3人を先発させる必死さを発揮。どの打順も怖い選手ばかり。先発投手は入来祐作。対するホークスはというとほぼいつものメンバー。先発は私が見に行くとかなりの確率で登板する星野順治。数えてみると今日で星野順治先発試合観戦は6試合目だったことに驚く。
 試合は18時ちょうどに山下君による始球式で始まる。

 
 
 
 
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