2004年5月26日水曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合

株式会社北海道日本ハムファイターズ北海道日本ハムFighters福岡ダイエーHawks株式会社福岡ダイエーホークス12回戦
札幌ドーム[hiroba] 18:00〜 観衆;28,000人 観戦場所;ライト外野自由席
ホークス
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0
1
0
0
4
5
 
ファイターズ
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1
0
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0
0
1
 
勝利投手
三瀬幸司 2勝1敗10S
敗戦投手
横山道哉 2勝1敗10S

審判員・記録員
本塁打
球審
津川力
エンジェル・エチェバリア12号打点1・投手:星野=六回
一塁
柳田昌夫
フリオ・ズレータ11号打点1・投手:入来=七回
二塁
東利夫主任
三塁
山村達也
公式記録員
村林弘之

松中信彦、本日2度目のスイングが決勝タイムリー!
F's横山、今季初炎上

 ホークスは同点の九回一死一塁から松中信彦の右中間二塁打で勝ち越し、出口雄大の二塁打、フリオ・ズレータの2点中前打で一挙4点を奪った。八回途中から救援した三瀬幸司が2勝目をマーク。
 日本ハムは九回から投入した横山道哉の制球が甘かった。
 
 昨晩、札幌駅に隣接するホテルに戻り、入浴剤を入れて入浴したあと、開けっ放しの窓の外の明かりで目が覚めた。「もう朝なのか」と思い時計を見るとまだ4時半だった(笑)。さすがは北海道。夜が明けるのがとても早い。
 当初、早起きしてJR千歳線北広島駅上野幌駅の間にある西の里信号場の見学へ出掛ける予定を企てていたのだが、昨晩深夜1時半までススキノの焼肉料理店・某つ○が苑で仲間と盛り上がってしまったお陰でまぶたが言うことを聞かずに、気付いたら時刻は10時を指すところだった。
 西の里詣では諦め、昨日に引き続き朝食を摂る。今朝はホテル1階にあるカフェセリーナ プロデュース by ミクニで食べる。このカフェは北海道・留萌が生んだ名料理人・ミクニさんがプロデュースしているらしい。ミクニさんといわれても貧乏人で料理に無頓着な私にはさっぱりわからないが、ツウな人には有名らしい。で、出てきた朝食は洋セットでソーセージとスクランブルエッグ、自家製ジャム&自家製ヨーグルト。このジャムが爆美味で起床直後なのにパンの食が進むのなんの!出されたパンもコッペパンは言うに及ばず、柔らかい歯触りのクロワッサンとチョコクロワッサンも美味しかった。遠征中は不足がちになる野菜も食べて満腹に。
 食事の後、隣接するJR札幌駅のみどりの窓口で明日の8時25分発新千歳空港行き快速エアポート82号の指定券を購入。指定された番号は3番A席なので恐らくこの列車の指定席は私の購入以外、まだ誰も売れていないらしい。部屋に戻りホームページの編纂作業。BGMはFMノースウェーブ
 午前11時から12時まではDJの喋りが介在しないノンストップミュージックゾーンで、選曲もノースウェーブ開局時から頑固に洋楽のソフトな曲が多い。東京のJ-WAVEにも土曜の早朝に「Smooth Air」という番組があり似たような選曲をしている。耳に優しい音楽を聴きながらのホムペ編集…といっても1時間余りではたいしたところまでは進まない。時刻が12時半になったところで歯を磨き出掛ける準備をする。いつものように札幌ステラプレイス地下からエスタを抜けて直下にある地下鉄東豊線さっぽろ駅に向かい昨日と同じ福住行きの12時54分発電車に乗車。
 福住駅に到着後、駅の真上にあるイトーヨーカドー福住店の地下にある食品売り場でパック入りアップルジュース(北海道余市産)とお土産用に北海道と一部の本州地区でしか売られていない…というか見たことが無いインスタント食品である「S&Bホンコンやきそば」をガッツリ15袋購入。同じ食品売り場で買い物をしていた福岡の応援団、親○鷹の方と一緒に札幌ドームへ向かう。
 南2ゲート前には同志1人がタバコを噴かしてわれわれの到着を待ちわびていたようだった(笑)。しばらくは廃線になった北海道の鉄路について熱く語り合った。 札幌・福岡の同志もここで合流。時刻はまだ14時を回ったところで平日昼間から行列をしようという酔狂な人はわれわれ以外には居ない…と考えていたところに女性(年増)がやってきた。
「王さんのチームはこっちかい?」
 確かに1塁側は「王さんのチーム」側だけど我々にこのチームが「王さんのチーム」である認識はかなり乏しかったので5秒程度考えてしまった。どうやらこの方、札幌市内にお住まいで王さんのファンだそうで、そのほかに話題の新庄の姿も見たいとのことで始めて札幌ドームにやってきたそうだ。手には小笠原道太の画像が表示された3連戦共通利用ができる内野・外野共通自由席招待券が握り締められていた。見たことの無いデザインであったのでお借りして拝見させていただく。表だけを見ると斬新なデザインではあるが、裏面を見ると昨年までの東京ドームの招待券と同じ禁煙マークが描かれていた(笑)。
 徐々に同志が集まってくる。皆、一様にまぶたが重いようで、紅一点(?)のAT嬢は風邪気味であるとのこと。
 関東疾鷹会公式サイトに寄せられたアンケートを見て寄せられたアンケートの回答などを考えながら開門前のひと時を過ごす。

 座席を確定させると昨日に続いてスタンドの最前列にて選手の動きを注視する。

リリーフ陣を追いかけてみました 今日も星野順治も追いかけてみました
ライトスタンド最前列
 福岡ドームのフェンスと同じようなフェンスではあるが、札幌ドームの場合は鮮やかな人工芝とグレーの壁と座席のおかげであまり圧迫感を感じない。
 振り返るとライトスタンドの座席にゴールドの座席番号表示プレートが輝くのを見つけた。今年4月に達成された札幌ドームでのプロ野球公式戦通算本塁打100本目の記念プレートのようで、この座席の位置がどうやら落下地点のようだ。2001年6月に開業して中日・福留孝介が第1号を放ってから4年弱で100号。本塁打の出にくい野球場なので「4年もかかったのか」というのが正直な感想。
 で、最前列まで降りるともちろん今度は最上段の自分の座席に戻らなければならない。階段は下るのは楽だが、登るとなるととんでもない労力を必要とする。尋常ではない傾斜がとんでもなさに拍車をかける。少しバランスを崩すと映画・蒲田行進曲のワンシーンのごとく転落してしまう。
座席番号表示
座席の下に貼ってあるプレート
 知らなかったのだがホークスのファンクラブでは札幌ドームでの公式戦でも来場者プレゼントの配布を行っているとのことでさっそく引き換えに向かう。ホークス戦観戦6試合目にして初の引き換えを行いスタンプ用紙に1つ目の捺印を貰う。
 その足でネット裏にある札幌プリンスホテルオリジナルグラタンコロッケを買いに行く。「野球場にグルメなし」と言われているが、札幌ドームに限っては売られている弁当を含め、価格はともかく美味しい食べ物が美味しい。グラタンコロッケは外野席から最も離れた内野ネット裏付近でしか売られていないのがもったいない。売り歩いてくれれば何個でも食べてしまいたくなってしまう。
 今度はファイターズファンで埋まる3塁側スタンドからレフトスタンドの外周を歩いてライトスタンドの自席に戻る。良く見ると福岡ドームでの読売戦に行っていると思われていた先々週に山形でご一緒させていただいた某赤い球団の札幌応援団会長様がご光臨!談笑をする間に今日のスタメンが発表される。
Fukuoka Daiei Hawks
井口
川崎
バルデス
松中
城島
出口
ズレ|タ
本間
宮地
星野
守備
4
6
7
3
2
8
DH
5
9
P
9
8
DH
3
7
2
5
4
6
坪井
新庄
小笠原
セギノ|ル
エチェバリア
高橋信
木元
田中賢
金子
入来
Hokkaido Nippon-ham Fighters
 ホークスは柴原を外してセンターに出口雄大を、ライトに宮地を入れて万全を期しているように見えたが、実は本来センターを守る予定であった柴原洋が負傷したというのが真相。お陰で柴原がスタメンで出ればでぐ
 試合前、なぜか「♪はぁ〜っぴ〜ば〜すでぇ〜」の曲が流れている。スコアボードを見上げると左のような記述が。えんじぇる?どうやら今日はファイターズ5番で先発出場のエンジェル・エチェバリアの33度目のバースデーだとのこと。これで活躍した日にはいい見出しのねたを提供することになってしまい不都合。なんとしてでも阻止したいところ。まぁここはホークスにとって第2の「My sweet home@Sapporo Dome」なわけで、そう簡単に負けるわけが無い。普段は弱気で仕方が無い私も札幌ドームに来れば楽観視できるムードになる。

 
 
 
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