2004年5月12日水曜日 セントラル野球連盟プロ野球セントラル野球連盟選手権試合
株式会社横浜ベイスターズ横浜Baystars広島東洋Carp株式会社広島東洋カープ8回戦
山形県野球場 18:21〜 観衆;16,000人 観戦場所;レフト側外野自由席
カープ
1
0
0
1
0
0
0
0
0
2
 
ベイスターズ
0
0
2
1
0
0
0
0
x
3
 
勝利投手
吉見祐治 3勝
セーブ
佐々木主浩 10S
敗戦投手
黒田博樹 3勝3敗

審判員・記録員
本塁打
球審
森健次郎
緒方孝市6号打点1・投手:吉見=初回
一塁
谷博副部長
種田仁1号打点・投手:黒田=三回
二塁
嶋田哲也
 
三塁
杉永政信
 
公式記録員
山本勉
 

満塁好機での拙攻が響いたなぁ。
ラロッカ&シーツ、好プレー続出。これぞ金の取れる二遊間

 横浜が勝率5割復帰。2対2の四回、内川の勝ち越し打が決勝点となった。
 吉見は制球に苦しんだが5回を2失点で約1カ月ぶりの3勝目。六回からの継投策も決まり佐々木は10セーブ。
 広島は五回の満塁を逃し貯金がなくなった。
 
 5時10分に起床しホテルを出る。宿泊しているホテルは山形駅に直結しているので楽チンアクセス。5時47分発の仙台行き快速仙山2号に乗車しこのあと仙山線の山奥の駅をめぐって来る。最初に降りたのは面白山高原駅。駅名が「おもしろい」と言っているのでこれは降りなければならないと考えて降りてみた。で、降りてみると水が大量に降下している音が響いている。周囲にはスキーレンタルをしているお店が何店かあり、リフトの乗り場もある。面白山高原というところはどうやらスノーリゾートが盛んなようだが、登山やハイキングを楽しむのも面白いかもしれない。が、時刻はまだ6時台なので降車客は私一人だけでとても静か。この雰囲気を味わえるのもこの高原の魅力なのかもしれない。面白山高原の仙台寄りすぐの位置に仙山トンネルがあり、このトンネルを抜けると仙台市青葉区になっている。仙台市と山形市が隣接していて、すぐとなりが青葉区であることに驚かされる。
  
 面白山高原駅で約50分、散策をした後に後続の普通列車仙台行きに乗り隣駅の奥新川駅に向かう。
 面白山高原駅と奥新川駅の間には面白山が横たわり、園山を仙山トンネルが5キロに渡って貫いている。その間にトンネルの中に面白山信号場があるが、トンネルの中なので線路の継ぎ目のジョイント音でその場所を特定するしか場所を特定することができない。ちなみに情報によると現在面白山信号場では列車の行き違いを行っていないとのことで存亡の行方が気になるところだ。
 続いて降りる奥新川駅は通過列車が多く訪れるのは難しいが緑に囲まれた閑静な駅。ハイキングコースとしては最適で小鳥のさえずりが心地よい。
 こんな駅でも駅舎にはJR東日本様式の新しい看板が設置されている。駅の周囲には1軒の民家と2件の食堂があるだけ。7時01分に到着した際には若いOLさんの利用客1名が乗車していったが唯一の民家の人なのだろうか?
 この後、8時半頃の仙台行き普通列車に乗車し作並で降りてから左沢線に向かう予定ではあったが、さすがに眠気には勝てず7時57分発の山形行きに乗車しホテルに戻ることに。
 ホテルに戻ってデジカメ画像をパソコンに落とす。テレビをつけるとNHK教育テレビでは見覚えのある人が歌ってるではあ〜りませんか。この人はUA(う〜あ)さんといい個性的な井手達と歌唱力でひそかに人気がある女性シンガー。まさか教育テレビで活躍しているとは思わなかった。この人の渋谷公会堂で行われるライブコンサートを来週金曜日に見に行く予定なのでニュース番組をそっちのけで教育テレビを見入ってしまう。
 パソコンを触っているととても眠くなってきて、簡単に洗顔を行った上で就寝。目覚ましは13時にセットした。
 予定通り目が覚めて出かける準備。
 13時35分にホテルの部屋を出る。例によって駅の中にあるホテルなので3分で改札口にたどり着く。手持ちの周遊きっぷ蔵王・福島ゾーン券を改札係員に見せて改札口を通過。6番線に停車中の左沢線寒河江行に乗車。しばらく乗車の後に羽前長崎駅で降車する。
 今回は野球場にまっすぐ向かわずに球場に隣接しているセブンイレブンに立ち寄る。山形県内で1万人以上の動員を見込めるイベントは早々開催されることは少ないようで、セブンイレブンには本店から背広組が応援に駆けつけ、駐車場にはテントが張られ特設の売り場が開設されていた。レジャーシートや山形特産の玉こん、さらにはきわめて普通なフランクフルトに至るまで、値段を書き示す表示の上に「プロ野球公式戦開催記念!!」と書いてあるのが笑える。開催記念の玉こんってどんなんやねん?!
 セブンイレブンのすぐ裏が県営の中山公園になっている。山形県野球場はこの中山公園の中にある。
 中山公園は早朝4時45分から開門し、21時30分に閉門するという。こんな早朝に誰が利用するのか???
 14時になろうかというのに駐車場には案外車が止まっている。さすがは山形県でのビックイベント!
 球場正面の人垣が一時的に整理される。何事かと思えば奥から山交バスが到着。車内にはブルーのユニフォームに身を包んだ横浜ベイスターズの選手団が陣取っていた。最後列の座席には御大・佐々木大魔神が座っている。
 これといってベイスターズの選手に興味があるわけでもなく、野球場を半周しながら外野席の入り口に向かう。途中、野球場内から撤去されたゴミ箱がまとめておいてある場所を発見。これもテロ対策なのだろうが、アルカイダの重鎮であるウサマ・ビンラディン氏が東京の中心部で注目されている読売対阪神をそっちのけでこんな片田舎で行われる横浜対広島の試合をピンポイントで狙ってテロを決行するとは考えにくいし、ちょっと意識過剰では???
 昨日と同じレフト側の入り口に荷物を置いてまったりと開門を待つ。すぐ脇では昨日と同様にプロ野球応援グッツが売られている。よく見るとカープの旧バージョンメガホンが売られている。これを「元祖デザイン」と言い張って売ってしまうあたり商売上手だ。さらに目を凝らすと530円で売ろうとしたが後から500円と書き換えているのが丸見えで判ってしまう。
 開門すると場所を確保しシートを広げる。やはりコンクリートの上に座るのと芝生の上に座るのでは格段に芝生の上に座るほうが楽チン。まったりと横になり時間をつぶす。
 昨日はセンターにあるトイレに行ったので今日はレフトポール際にあるトイレを利用する。恐らくセンターのトイレは球場開設時からあるのだろう。ポール際のトイレは後から増設したっぽく奇麗で使いやすい。
 時刻は17時45分、ぼちぼちスタメンが発表される。
Hiroshima Toyo Carp
緒方
ラロッカ
シ|ツ
前田
栗原
野村
石原
黒田
守備
8
9
4
6
7
3
5
2
1
4
6
8
3
7
9
5
2
1
YB
種田
内川
古木
ウッズ
佐伯
金城
村田
中村
吉見
Yokohama Baystars
 カープは昼間に読んだ日刊スポーツによると臀部から腰にかけての張りを訴えて昨日の試合を途中で切り上げて退場したラロッカが普通に先発している。同じく途中退場したベイスターズ石井琢朗はメンバーから外れて昨日セカンドスタメンの内川がショートに回り、代わりのセカンドは1番に種田仁が入っている。石井の代わりに種田仁が出てくるあたり、ベイスターズの選手層は厚くなったように見えた。この他に不調とはいえ鈴木尚典も控えているのだ。
 試合は定刻の18時20分に公募によって選ばれた少年野球の選手による始球式から始まる。ベイスターズの先発投手は吉見。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
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