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2003年10月24日金曜日 日本野球機構第54回プロ野球日本選手権シリーズ

株式会社阪神タイガース阪神Tigers福岡ダイエーHawks株式会社福岡ダイエーホークス5回戦
阪神甲子園球場 18:15 有料入場者数;47,755人 観戦場所;レフト外野ビジター応援指定席14段149番
ホークス
0
1
0
0
0
0
3
1
0
4
 
タイガース
3
0
0
0
0
1
0
1
x
5
    
勝利投手
下柳剛 1勝
セーブ
ジェフ・ウィリアムス 1勝1S
敗戦投手
斉藤和巳 1敗

審判員・記録員
本塁打
球審
山本隆造(関西・パ)
金本知憲4号打点1・投手:斉藤=初回
一塁
渡田均主任(関東・セ)
ペドロ・バルデス2号打点2・投手:井川=二回
二塁
中村稔主任(関東・パ)
三塁
谷博副部長(関西・セ)
左翼
柿木園悟(関西・パ)
右翼
笠原昌春(関東・セ)
公式記録員
村林弘之(パ)
嵯峨美樹(セ)

甲子園の暴客に負けたホークス
甲子園3連戦で一番の完敗

 阪神が逆転で接戦を制し日本一に王手。一回、金本知憲のシリーズタイ記録となる3試合連続、4本目の右中間ソロで先制。二回に逆転されたが六回、今岡誠、赤星の連打などで満塁とし、桧山進次郎の2点左前適時打で勝ち越し。先発の下柳は6回2失点の好投。小刻みな継投で逃げ切った。
 福岡ダイエーは攻撃につながりを欠いた。
 今日は給与支給日。14時に起床しホテルから至近距離にある東京三菱銀行心斎橋支店に向かい現金を引き出す。これでとりあえず資金に余裕が出る。再びホテルに戻り出掛ける準備を行う。
 フロントでチェックアウトの手続きをする。3泊もしておきながらホテルへの支払額はなんと1400円ちょっと。ホテルからの請求額は41400円なのだが、支払額の4万円分をたまったJAL利用クーポンで支払ったので今回の遠征は安く済んだ。
 ホテルの地下で直結している地下鉄御堂筋線心斎橋駅から地下鉄で梅田に向かう。いつもながら御堂筋線の各駅はとんでもなく豪華でバブリーに見える。どこかで見覚えのある風景に見えるが、それもそのはず。テレビニュースで良く見かける北朝鮮・平壌の地下鉄駅にそっくりなのだ。天井が異様に高く、豪華なシャンデリア調の照明が駅をバブリーに見せてしまうのか。
 梅田駅に到着するとその足でJR大阪駅みどりの窓口に向かう。雨天で3戦が中止になったおかげで帰宅予定便をキャンセルしてしまった。ここで今夜乗車予定の東京行き特急の予約を行う必要があった。今夜の特急が満席の場合、格安のホテルを予約した上で明日の新幹線で帰ることにしようと決めていた。できれば今夜の夜行列車で帰りたかった。これ以上のホテル宿泊による出費は痛い。
 しかしおとといの時点で24日深夜(正確には25日)の東京行きサンライズ瀬戸・サンライズ出雲はすでに満席でとることができなかったということを知人から聴いていたので寝台特急での帰京を覚悟していた。案の定、みどりの窓口の係員嬢が操作した端末のディスプレイにはサンライズ瀬戸・出雲の寝台・座席とも「No」の文字が。だめもとで大阪から横浜までのあさかぜ号も照会してもらうもこちらも満席。すると端末ディスプレイ上にある代替案列車に文字が。良く見ると「サンライズ出雲号・残席1」との表示。「ほんの30秒前に照会したときは満席だったはずなのに」と思いながらも係員嬢が端末を操作すると先ほどまで満席だったはずのノビノビ座席に空席が1席残っているではないか!こりゃ確保するしかない!と思い発券を依頼。これでホテルに泊まらなくて済む!
 喜び勇んで甲子園に向かうために特急に乗り込む。
 甲子園駅で電車を降りる。駅前のバスターミナルにはタイガースの塗装を施した阪神バスが停車していた。駅前のダイエー甲子園店以外、ほとんどが阪神タイガース一色でなのである。
 球場の外に居てもやることが無いのでさっさと球場内に入ることにする。全席指定にもかかわらず相変わらず客の入りが早い。せっかくだから第1球から見逃したくないという気持ちから仕事を休んでいる人が多いのだろう。
 入場すぐとすぐにホークスの右打者による打撃練習が始まり、城島がレフトスタンドにボコスカと打球を放りこんでいる。いつも思うことだが試合で打ってくれと
 ホークスの練習が終わりタイガースの選手が守備練習に出てくる。レフトのポジションに背番号6番がやってくる。昨日・おとといの活躍を知るタイガースファンから盛大な歓声と拍手が巻き起こる。それもそのはずで、昨日のサヨナラホームランは敵方から見ていても惚れ惚れするような低い弾道だった。秋口に入り左打者も攻撃的な打撃ができるようになったので、桧山ともども要注意。
 タイガースの選手が出てくると恒例になっている試合前の六甲颪の大合唱が行われる。17時25分にようやく量チームの先発バッテリーが発表されベンチ入りメンバーも告知される。
阪神タイガース 福岡ダイエーホークス
投手

安藤優也、吉野誠、福原忍、伊良部秀輝、下柳剛、佐久本昌広、石毛博史、J.ウィリアムス、J.リガン

篠原貴行、新垣渚、寺原隼人、和田毅、吉武真太郎、岡本克道、佐藤誠、田之上慶三郎、斉藤和巳
捕手
野口寿浩・矢野輝弘 城島健司、田口昌徳
内野手
秀太・八木裕・沖原佳典・今岡誠・片岡篤史・藤本敦士・G.アリアス・久慈照嘉 松中信彦、鳥越裕介、井口資仁、本間満、フリオ・ズレータ、川崎宗則・瑞季、稲嶺誉
外野手
中村豊・金本知憲・桧山進次郎・濱中おさむ・平下晃司・赤星憲広 大越基、村松有人、柴原洋、ペドロ・バルデス、大道典嘉、出口雄大

 今頃気付いたのだが、藪と広澤がベンチ入りしていない。広澤は恐らくひらしたに変わってベンチ入り名簿から落ちたのと思われる。対するホークスも吉田修司がリストアップされていない。荒金久雄もベンチには入っていない。昨日の試合で代打の質の低さを痛感していたはずのホークスだがなぜ入れ替えを行わないのだろう。そこそこ活躍した高橋がベンチ入りしていないのも気になる。
 

Fukuoka Daiei Hawks
出口
川崎
井口
松中
城島
バルデス
柴原
鳥越
斉藤
守備
9
5
4
3
2
7
9
6
1
4
8
7
9
3
5
2
6
1
今岡
赤星
金本
桧山
アリアス
片岡
矢野
藤本
下柳
Hanshin Tigers
 それを踏まえて今日のスタメンが発表される。
 ホークスは昨日の死球の影響から村松有人がスタメンを外れ出口雄大を起用。それ以外のメンバーの変更は無い。先発投手はエースの斉藤和巳。
 対するタイガースはいつものメンバー。先発投手は下柳剛。
 10月下旬ともなると日が暮れる17時半過ぎで充分寒い。六甲山から吹き降ろされる風が冷たく素手で居ると手の感覚を失ってしまうかも知れない。かといって平日のデーゲーム開催はさすがに問題があると思う。が、土曜日・日曜日の開催ならデーゲームでも問題はないと思うのだが。
 なお、今日は昨日までの応援団指定席ではなく前から14段目のビジター応援指定席での観戦。周囲は四方八方をタイガースファンに囲まれていてとても居心地が悪い。それでも今回はホークスファンの立場からの観戦を貫いてみる。
 18時15分、昨日に引き続きセレモニーも始球式も無く静かに試合が始まる。
 下柳の立ち上がり、意外と静かに先頭の出口雄大をサードゴロに、2番の川崎宗則をショートゴロ、3番の井口資仁はストレートの四球で歩くも4番の松中信彦は6球目をレフトに打ち上げてしまいこの回は無失点で終わる。井口をストレートの四球で歩かせたときは大炎上の期待があったのだが…松中凡退と同時に湧き上がるタイガースファンの大声援。昨日・一昨日はホークスファンの一団に混じっての観戦であったが今日
 

 
 
 
 
 



 
 
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