(未完成)

2003年9月14日日曜日 セントラル野球連盟プロ野球セントラル野球連盟選手権試合

株式会社中日ドラゴンズ中日Dragons阪神Tigers株式会社阪神タイガース27回戦
ナゴヤドーム 15:00〜 観衆;40,500人 観戦場所;ネット裏ダイヤモンド38列R002番
タイガース
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
 
ドラゴンズ
2
0
0
0
1
0
2
0
x
5
    
勝利投手
福原忍 5勝3敗
敗戦投手
平松 4勝5敗

審判員・記録員
本塁打
球審
森健次郎
一塁
杉永政信
金本知憲17号打点1・投手:斎藤=四回
二塁
友寄正人副部長
三塁
渡真利克則
公式記録員
嵯峨美樹

はまかいじ+しなの=完封負け?
兄貴・金本、お疲れモード全開!

 阪神は1分けを挟む2度目の5連敗。マジックは減らず2のまま。3点を追う6回に好機をつかんだが、一死二塁から沖原の安打で藤本が本塁に憤死。なお満塁の好機も生かせなかった。投手陣は12安打を許して5失点。先制点は捕逸で献上し、6回の4点目には失策も絡んだ。中日は3連勝。平松が6回
途中まで1安打の好投で5勝目。

 優勝へのマジックナンバーを2とした阪神タイガース。前日の13日、散髪をしながら携帯電話で各球場の展開を追う。
 14時、一足先に試合開始した広島対横浜、初回にカープが2点先制。14日のチケットを持つ私にとって13日にマジック対象のヤクルトと広島が負けてタイガースが勝つととても拍子抜けしてしまう。スワローズの試合が18時から行われ、マジックが1となった場合は胴上げが宙ぶらりんになったまま夜を迎えなければならないからだ。
 いつものように頭髪に色を入れ、すこしはオタクっぽく見えないような努力をしたりしながら手持ちの携帯電話を見る…すると電池が切れていた。散髪を始める前の段階で3対2とドラゴンズがリードしていた。
 17時に散髪を終えて帰宅。ナゴヤドームは4対4になっていた。マウンド上には藪が。実況アナのコメントを借りると「本調子!」だったそうだが連打を喰らい3失点。ここから吉野も四球を連発し魔の5回は5失点。4点差になってしまい試合の行方が決まったように見えた。とりあえずタイガースがボークなどで2点を取るがナゴヤドームでのタイガースの相性を考えると2点は結構大きい点差である。
 チャンネルを変えて広島市民球場の展開を見るとすでに9回表2死になっていた。マウンドの佐々岡が横浜・村田を打ち取ってどうにか6対5で逃げ切った。この時点で今日のカープの勝敗がタイガースの優勝に関して特に影響を及ぼさないことが確定する。

 この後、岩瀬・大塚に締められて結局2点差のまま9回表も無得点で終わる。この時点で讀賣対ヤクルト戦の勝敗に関わらず14日の胴上げの可能性は消えた。

 こうなると15日の動向が気になる。といってもチケットを持っているわけでもなく関西に行く予定があるわけでもない。
 夕食を食べながらNHK総合テレビを見る。試合は2対3でヤクルトが負けているという思惑通りの展開…しかし讀賣・上原がヤクルト相手に苦しんでいる。でもヤクルトに相性の良い上原だから大丈夫だろう…と考えながらコロッケに箸をつけた瞬間、古田が初球をレフトへ大きな当たりを打ち上げる。フラフラと上がった打球はそのままレフトスタンドの最前列付近に落ちた。見事なまでにセコイあたりであったがホームランであることには変わり無い3ランホームランは痛い痛い逆転弾。5連敗中の讀賣ジャイアンツに「阪神を2勝1分けと撃破して波に乗るヤクルトの勢いを止めろ」というのは酷な注文であったのだろうか。試合はこのあとロベルト・ペタジーニが8回裏にソロホームランを放ち1点差に迫ったものの、清原・江藤のショボイヒットも後の祭りでスワローズが逃げ切った。それにしても最後の二岡、併殺は無いだろう!!!!
 …そんな中、阪神甲子園球場のホームページを見るととんでもないことになっている。まだ13日だというのに19時半の段階で並んでいる人間で入場券が買える見込みが無いくらいに並んでいるとのこと。胴上げが間違いないという状況になり近所のタイガースファンが大挙して並び始めたのだろう。もし私が近所に住んでいたら同じことをしていただろうから気持ちは良くわかる。
 まぁ14日の試合観戦は当初は消化試合を見に行くつもりで頂いたチケットだったので胴上げだなんて贅沢なことは言うのはやめにすることにして、翌朝に備えて寝ることにした。
■2003年9月14日

 予定通り6時半に起床。いつも思うのだが休みの日、もうちょっと寝ていたいときに限って目覚めよく起きることが出来るのは身体の中に「心地よいアドレナリン」が居るってことだろうか?
 7時を少々回ったところで家を出て新横浜駅に向かう。
 途中コンビニでまったりと買い物をしようと環状4号線沿いのエーエムピーエムに寄る。見慣れない神奈川県警のカラーコーンが店の前をふさいでいる。何事かと視線を向けると神奈川県警交通機動隊が最後のサマーキャンペーン中!am/pmの前に駐車されたのでは速度超過の検挙がしにくいらしい。
 デイリースポーツ・玉子サンド・生茶を購入し新横浜へ気に向かうが速度超過取り締まりキャンペーンの横を通過するのはかなり気持ち悪い。原動機付き自転車の法定速度である30キロで注意深く通り抜ける。
 新横浜駅に到着。行き先が名古屋なので1階新幹線改札を抜けると思いきや、そこは鉄道マニアの私がそんな普通に名古屋へ向かうわけが無い!2階にある横浜線の自動改札を抜けて6番線ホームへ。新横浜駅は我が家から東京ドームに向かう際に良く利用する駅で新幹線運転時間外の場合は5番線から菊名に出て東横線を使ったりもするが、本日は逆の八王子方面を利用する。列車は松本行き特急はまかいじ。新横浜駅の発車時刻は7時58分。その3分前に聞きなれた自動放送のメロディが鳴り列車の到着を知らせる。いつもなら種別・行き先と「黄色い線の内側へおさががりください」というテープの放送もさすがに特急列車の到着案内となると少し勝手が違う。
「まもなく6番線に特急はまかいじ号松本行きが到着します。ご乗車には乗車券のほかに特別急行券が必要です。お持ちで無いお客様は車内でお買い求めください
 自動放送で「特急券の購入を車内でしろ」というアナウンスははじめて聞いた。
 注目の車両は185系。普段なら東京から伊豆方面へ向かう列車に使われる車両。指定された5号車の車番はサロ185−205。この車両は阪神タイガースが優勝した1985年に開業した東北・上越新幹線の大宮開業時に「新幹線リレー号」として使われていた185系200番代ではないか!
 車内に入ると特急券予約時はガラガラという話だったがさすがは連休期間中。グリーン車は横浜発車時点で半分以上埋まっていた。新横浜からも4名ほどの乗車があった。ここから先の横浜線内、町田と橋本にのみ停車。普段乗りなれている通勤路線・横浜線をグリーン車で移動できる贅沢を楽しむ。しかしグリーン車といってもJR北海道で乗りなれた2+1列シートではなく2+2列シート。その上、座席と座席を仕切る棒が無い。シートピッチこそ広めに取られて入るものの少々拍子抜けのショボさだった。
 特急電車といっても普段から特急列車が運転されているわけではない路線に無理やり臨時ではめ込んだダイヤなので通常運行の快速電車よりものんびりと進む。快速電車なら高速で通過する十日市場や古淵といった駅ものっそりとした速度で通過。電車は長津田を通過し右手に東急長津田車庫を眺める。来年2月に開業するみなとみらい線用の車両が置いてあり異彩を放っていた。
 八王子からは中央本線に入り大月・勝沼ぶどう郷の順で停車していく。高尾を過ぎると自然がいっぱいになる。最近では通勤型の201系車両も高尾から先へ乗り入れて通勤路線の様相を呈しているのかと思いきや、山がすぐ近くまで迫ってきていて緑が目に優しい。中央線といえば名古屋・東京の均衡区間しか思い浮かべないが高尾から先は青梅線の青梅から先と同様、かなり興味深いまにあっくな魅力に溢れている。こういうのを「風光明媚」というのだろう。
 はまかいじ号は新横浜を出て約3時間ちょっとで長野県の塩尻に到着。ここで線路は名古屋方面の中央本線と松本・長野方面の篠ノ井線に分岐している。約30分で名古屋行きのしなの10号に乗り換える。
 同じ中央本線といっても塩尻駅で管轄会社が別れていて東京寄りがJR東日本、名古屋寄りがJR東海となっている。それにともない列車設定も大幅に違う。塩尻から松本への篠ノ井線、岡谷・上諏訪方面の中央東線はそこそこの運転本数を保っていて約1時間に1本の割りで普通列車が設定されている。しかし木曽福島方面の中央西線は文字通り山間部を通過するためあまり人の流動が無く、普通列車の設定も2時間に1本有るか無いかといったところ。この手のダイヤは県境付近や北海道では普通なのかもしれないが新幹線を抱えるJR東海の路線なので違和感を覚える。
 11時半頃、塩尻駅を散策していると駅の窓口で「大曽根まで1枚」との声が。この人もどうやらナゴヤドームに向かうのだろう。
 11時51分、列車は定刻通りにやってくる。こんどはステンレス車両。指定された2号車は長野寄りの車両なので車内を歩いて移動する。着席している人を見回すと何人かタイガースグッツを持った人が結構居て目的地が同じであることを知る。
 塩尻を出た名古屋行き特急しなの10号はここ最近の列車ではおよそ聞くことが出来ないようなすさまじいジョイント音をさせながら木曽路を名古屋へ進む。
 このしなの10号は始発駅の長野から塩尻までをJR東日本、塩尻から名古屋までをJR東海の線路を走行するが担当車掌は全線通してJR東日本長野車掌所が担当している。JR東海が主幹事で運転されていてJR東日本は車両を出していないことからてっきり車掌の受け持ちも「全列車JR東海持ち」もしくは「JR東日本区間のみJR東日本」なのかと思っていたが。

 
 
 
 
Hanshin Tigers
沖原
赤星
金本
桧山
アリアス
片岡
矢野
藤本
福原
守備
4
8
7
9
3
5
2
6
1
6
7
9
5
8
2
4
3
1
森野
関川
福留
立浪
アレックス
谷繁
渡辺
筒井
平松
Chunichi Dragons

 時報とともに
 

 て


 

 。
Next Game>2003.9.19 Giants - Tigers #23 at Tokyo Dome
2003年観戦試合リストへ

 home