(完成)

2003年6月29日水曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合

株式会社福岡ダイエーホークス福岡ダイエーHawks西武Lions株式会社西武ライオンズ15回戦
福岡ドーム 13:00〜 観衆;48,000人 観戦場所;レフト外野自由席
ライオンズ
0
0
6
1
1
0
0
2
0
0
1
1
 
十一
ホークス
5
1
3
0
0
0
1
0
0
0
0
13
    
勝利投手
森慎二 3勝2敗
セーブ
豊田清 0勝1敗19S
敗戦投手
佐藤誠 1勝2敗

審判員・記録員
本塁打
球審
山村達也
井口資仁14号打点3・投手:土肥=三回
一塁
永見武司部長
和田一浩15号打点1・投手:土肥=四回
二塁
佐藤純一
アレックス・カブレラ24号打点1・投手:佐藤=十一回
三塁
東利夫
公式記録員
藤原

初回5得点…私は信用していなかったです(苦笑)
杉内くん、今度はしっかりと調整してから先発しよう

 西武が大差をひっくり返した。10−10の延長十一回、カブレラがローズとトップに並ぶ24号ソロを左翼ポール際に放って勝ち越した。西武は0−6の三回に6得点。8−10の八回にはカブレラの左前適時打などで追いついていた。
 ホークスは、杉内が大量リードを得ながら打ち込まれたのが痛かった。5時間20分は今季両リーグ最長試合。

 いつもの遠征なら東横インに宿泊しているところを今回の遠征はホテル日航福岡にしたので10時にチェックアウトを強要されることも無くまったりと過ごす。といっても今日はデーゲームなのであまりゆっくりはしていられない…しかし前夜にホムペ更新やら入浴やらで夜更かしをしてしまったのであまり寝ていない。10時20分ころに友人のWestくんの入電で目が覚めた(ありがとう)。

 チェックアウトの手続きをして博多駅交通センター7番乗り場から福岡ドーム行き臨時バスにのりドームへ向かう。さすがに週末のライオンズ戦は混んでいる。都市高速は順調でも西公園ランプを降りると渋滞の車列にぶち当たり動かなくなる。福岡ドームは鉄道アクセスが不便なのでバスが重宝されている。また早めに行けば自家用車の駐車場もあるのでさらに混雑に拍車が掛かるというわけ。

 福岡ドームに到着すると例によってダフ屋さんの歓迎を受ける(笑)。
 時刻は12時を回っていて当然開門時刻を過ぎている。すぐにファンクラブ受付で会員特典を頂戴し2番ゲートから入場する。

 時刻は12時を回っていて当然開門時刻を過ぎている。すぐにファンクラブ受付で会員特典を頂戴し2番ゲートから入場する。
 いつもの定位置に到着すると(いつもの皆さん、毎度ありがとうございます。今度は早めに来るように心がけますので)、見慣れない西武ライオンズの日程表を見て喜んでいる皆さん。私も見せてもらうとメンバーには野村克也や田淵コウイチは居るものの石毛や辻が居ない。そのうえやたらと地方が多く平和台球場での主催試合が妙に多い。当然ホークスは親会社が南海でオリックスブルーウェーブは阪急ブレーブスだった。見ると平和台球場では西武ライオンズ主催の南海ホークス戦が行われていた。当然こんな時期なので踊る人なんぞ入るわけも無い(笑)。この日程表こそ1980年のライオンズの予定。なかなか面白い逸品を拝見させてもらった。
 座席に荷物を置いて落ち着いたのでライトスタンド31番ゲート上にいる某応援団くんのところへご挨拶。というのも公式戦開催の裏で行われる来月札幌ドームのフレッシュオールスターに私が北野の応援横断幕を運ぶので、フレッシュオールスターの次にその横断幕を利用する福岡の応援団へ品物の受け渡し方法の打ち合わせをしなければならなかった。話によると7月20日には福岡ドームでファームのホークス対ドラゴンズ戦が行われるとのことでそれにあわせての話なのだ。話し合いは3分程度で終了。自分の席に戻る。
 ちょうど良くライオンズの打撃練習が終了しスタメン発表時刻を向かえる。
 
Seibu Lions
松井
小関
佐藤
カブレラ
和田
平尾
佐藤
伊東
高木
三井
守備
6
9
8
DH
7
5
3
2
4
P
8
6
4
3
2
7
DH
5
9
村松
川崎
井口
松中
城島
バルデス
ズレ|タ
ネルソン
柴原
杉内
Fukuoka Daiei Hawks
 先のが申し訳ないような気になってくる。


 

 15時42分。6回表、ライオンズの攻撃前、阪神競馬場11レース・宝塚記念の発送時刻。私の周囲は試合そっちのけでラジオを真剣に聴いている。先頭打者の後藤武へ初球がファール。直後、篠原と城島がサインの交換を行っているインターバルに奇声があがる。
 「ヒシミラクル来いッ!」
 グラウンド上では後藤武敏がファールを放ちカウントが2−0となる。するとそのヒシミラクルが1着でゴールイン!2着は9番のツルマルボーイとなり馬番単勝式10−9になったそうな。目の色が変わる周囲の競馬フリークの皆さん。そして場違いな万歳三唱。途端に景気が良くなりビールを注文。肝心の後藤武敏はカウント2−1からの4球目を空振り三振になり1アウト。そんで肝心の配当金はと言うと…馬番単勝が27990円!!!いくら賭けていたかは存じませんがかなり浮かれたようすになる。
万歳直前!
配当金っ!
 それを祝うかのように4番のアレックス・カブレラは初球をライトフライで簡単に2アウト。そして和田一浩は3球目をショートゴロ(6−3)であっさりと3者凡退。文字通り周囲の気分は最高潮でこの回を終える。
 その裏のホークスの攻撃。マウンドにはライオンズ3人目の投手・帆足が上がる。正直飛行機の時間があるのであまり派手に投手を代えられると試合を最後まで見るのが苦しくなる。その帆足だが、先頭の井口を5球もかけてファーストゴロに、続く松中信彦も2球目をショートゴロにともに倒れて2死に。ホークス的には困ってしまう展開ではあるが個人的には早く終わってくれて助かると言ったところ(笑)。しかしそれを振り払うかのよう二城島が2球目をセンター前ヒットで2死1塁。バルデスも2球目をライト前にヒットを放ち城島は1塁からサードへ進塁。2死1塁3塁となって盛り上げてしまう。しかしズレータが期待通り(?)4球目を空振り三振に倒れてくれて2者残塁でこの回を終える。
 16時07分。恒例の袴応援団による袴応援団の為のラッキーセブン・7回裏の攻撃が始まる。攻撃前、五色の風船が放たれるが、これ見よがしにグラウンドへ飛ばすアホも居たりして…しかしこの球場。超手際よくほとんどすべての風船を除去して奇麗なグラウンドに。この手際のよさは感心させられる。甲子園などじゃ全部拾いきれずに残ってしまい、そのままプレーが再開。落ちた風船にボールが影響されて応援チームが不利になったらどーしようと肝を冷やすだが、この球場ではその心配がない。
 そんでそのラッキーセブン。袴応援団の大立ち回りにばかり目が行ってしまうのはこの試合に限った話ではないが…先頭のブライアン・ネルソンに対し帆足はボールが先行。1球ストライクを取るものの4球目をレフト前に運ばれてネルソンはこの日3本目の安打となる。無死1塁で9番柴原洋は2球目をバントしネルソンが2塁に進む。1死2塁。打順が1番に返り村松有人の打席で細川がパスボールを演じネルソンは労せず3塁へ進塁。その村松の打球ファーストへ。村松の脚がわずかに早く内野安打になりネルソンがホームイン。ホークスが10点目でライオンズに2点差をつける。
散乱する風船
捕逸ネルソンスタート
 しかし袴の応援団氏の大立ち回りは今日も相変わらず。百聞は一見にしかず。福岡ドームへ行かれた際は冷静にセンターリードする応援団に注目してみてください。
 村松の内野安打に続いて川崎のはずだが代打出口が起用。ここで一緒に見ている出口好きの女性が満馬券のときの騒ぎ以上の奇声を一人で上げる。よく黄色い声を言う表現があるが今回の声は黄色と言うよりは金色(笑)。それだけ大きかった(笑)。
 その出口は大声援虚しくカウント2−2からの7球目をショートゴロに。結局金色の声援も空元気に終わってしまう。
 8回、ここで好投の篠原に代えて吉田修司が登場。今度は吉田修司ファンさんが喜ぶが…ここ2年の吉田投手を見るととてもそれ以外の人は素直に喜べない。先頭の高木浩の時に不安が的中。5球目をセンター前に運ばれて早速無死1塁に。続く松井稼頭夫も4球目をライト前へ。無死1.2塁になり2番に入っているスコット・マクレーン。5回の代打からこの打席に入っているマクレーンはとてもずるい(笑)。しかし城島が失態を演じサードランナー高木をホームに返してしまう。バッテリーエラーなので当然マクレーンは打席のまま。さらにカウントは0−2ととても苦しい。
 。
 退場時場を出た。
 
Next Game>2003.7.12 Lions - Hawks #18 at Seibu Dome
2003年観戦試合リストへ

20030629.html
 home