(最終更新>2003年5月19日12:10)

2003年5月18日日曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合

株式会社西武ライオンズ西武Lions福岡ダイエーHawks株式会社福岡ダイエーホークス6回戦
 13:00〜 観衆;18,000人 観戦場所;ネット裏SS指定37列221番
ホークス
2
0
0
0
0
0
0
0
0
2
 
ライオンズ
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
 
勝利投手
杉内俊哉 3勝4敗
セーブ
マット・スクルメタ 1勝8S
敗戦投手
後藤光貴 2勝4敗

審判員・記録員
本塁打
球審
川口
井口資仁7号打点2・投手:後藤光=初回
一塁
山本隆造
二塁
山本
三塁
新谷晃
公式記録員
荒井隆人課長

ホークス、リーグ優勝よりも難しい対西武3連戦3連勝!!!
7回表・裏だけで40分もかかるかねぇ…

 ホークスは一回、井口資仁が左中間に2点本塁打を放って先制。このリードを杉内俊哉が守った。変化球を効果的に使いながら両コーナーにきっちりと投げ分け、七回途中まで0点で約1カ月ぶりの3勝目。ダイエーは4連勝で首位をキープ。
 西武は九回、1点を返しなお二死満塁と攻めたが松井稼頭夫が三振した。今季初の同一カード3連戦3連敗。

 前夜、ジンギスカン料理を楽しんでホテルに戻ったのが1時半。即刻睡眠。
 どういうわけか7時に目が覚める。とりあえずホムペを更新。荷物整理をし前夜できなかった入浴を終えて部屋を出る。

 チェックアウトの手続きを終えると観光客に人気の二条市場を見学。ここ、冬季間に朝日ニュースターの午前0時から毎晩放送されていた日本直販の北海道直送商品紹介で流れてた場所じゃん。そして丸井今井横を通り例によって銀行へ良く。その足で時計台の前を経由し札幌駅へ。
 試合後に函館へ移動するために札幌駅16時53分発の特急スーパー北斗18号の予約持っていたが、今日の試合開始は13時。この列車に乗るには16時05分過ぎには札幌ドームを出て東豊線電車に乗らなければならなかった。今の杉内ならそこそこの投球をしてくれるだろうが如何せん相手は後藤光。この日のために西武は西口を温存していたのではないのか?とてもじゃないが3時間で試合が終わるとは考えにくいので列車の変更をする。しかしこの後の北斗20号、スーパー北斗22号ともに満席。おそらくはJR北海道のスーパー特売り切符の影響だろう。
 窓口で粘っても空席が出るわけでもないしさっさと退散することにする。乗り場まで遠い東豊線だが秘密の近道を経由してあっという間にホームに到着。今日はライオンズファンが目立つ。目の前の女子軍団は直筆と思われる選手のサインが書かれたメガホンを首からぶら下げての乗車。座席の右には白にレオカラーのライオンズのユニフォームを着ている人が乗っている。昨日はホークスの黒いビジターユニフォームにヘルメットを被ったファンを見かけたがこれにはちょっと引くものがあったのだが今日のライオンズルックには違和感を感じなかった。要するにどこへ行ってもホーム用ユニフォームは映えるということなのか。福岡やそれ以外でも試合が行われる前の白いユニフォームを着たファンの姿はマリーンズファン以外は映えるというもの(笑)。マリーンズファンだけは「お前ら球場外では脱げよ」と突っ込みを入れたくなってしまう。なぜか?それは野球ファンではなく騒ぐことが目的なのでは?と見えるファンが居る気がする偏見以外の何者でもないのだが。。。ちなみに時刻は10時45分を少々回ったところ。どこを見回しても一般用務客とライオンズファンしか見当たらなく、ホークスファンはどうやら私だけのようだ。 プライバシーに配慮したアングル
 福住駅から札幌ドームへ歩を進めると売店では知った顔の応援団氏が買い物をしている。今日は外野ではなくネット裏で見ること話し「外野での応援がんばって」と声をかけてわかれる。
 今日はひろこさんの用意してくれたネット裏の前のほうの座席で試合を見る。37列目といっても22列目が最前列になるので実質15列目ということになる。せっかくの座席なのでもっとネットに近づいて外野では味わうことができないほど選手に近づいてみる。驚くほど選手が近く見える。下手をすると離している内容がまでもが手に取るように判る。SS指定席が5000円もする理由が垣間見られる。
 以下はパシャパシャと映してみた画像。
城島が打つ!
柴原特打ち中
柴原談笑中。
城島サービス中
監督・歩く
道産子本間。地元で練習
ネルソンに対し熱血指導?
だったらなんでバントなんだろ
大道も特打ち中
信彦さん、徘徊中
こちらもとくうち中
人気急上昇川崎
 ホークスの選手ばかりかと思えば背中に「18」と書かれた選手と松中信彦が談笑している。新垣?にしては太っているように見えたその選手はライオンズの松坂大輔。まったく松中信彦さんは本当に人が良いというか憎めないというか…敵チームのエースとも友人のように話しをしてしまっている。これだけフレンドリーな松中信彦だからインコースを攻められて仮にデッドボールを当てられても怒らずにいるんだろうなぁ。なんだか松中信彦という選手の良い性格を垣間見た。
 監督・王貞治は群がる報道陣を振り払いブライアン・ネルソンへ熱血(?)指導。長嶋某も真っ青な身振り手振りを交えスイングの軌道修正を説明していたように見えたが…直後にバッティングゲージに入ったネルソンがバントの構えを(笑)。ベンチへ目を転じると普段はサインなんぞ滅多にしない城島健司がファンにバッティンググローブをプレゼント。どうやらその場でサインもしているようだ。道産子・本間満にもわずかではあるが報道陣がついていた。
 大道・松中は昨日の二日酔いを振り払うかのように特打ちに余念が無い。しかしネット裏の席は選手が近くて面白い。
松坂大輔Vs.松中信彦 番外編
 ネット裏の楽しみは選手だけじゃない。札幌ドームの場合、かなりオープンなスペースにメディア各社の席が用意されている。今日は福岡のチームの試合ということもあり札幌では馴染みが薄いKBC九州朝日放送の社旗が掲げられた席もみられる。いったいどんな環境で放送しているのかと覗いてみると弁当が山積みされていた。その周辺には福岡とのやり取り用にファクシミリとノートパソコン、そして専用回線の端末が。この座席、私が着席した37列目よりも上にあるが札幌ドームの場合スタンドの傾斜が思いのほかあるので後方の席もそれほど劣等感を感じるようなことは無い。
 場内では福岡ドームでも見かけるメガホン売りの売り子を発見。こんなところでも見るとは思わなかったなぁ。
 外周通路で外野の仲間と談笑していると面白いものを見つけた。私の座席へ通じる通路のゲート名称。なんと「すいか」(笑)。思わず係員にSuicaを見せたくなる衝動に駆られる。
 しかしこのグレーを基調とした配色はどう考えても野球場のデザインじゃないよなぁ〜。福岡ドームや大阪ドームでもこのようなデザインは無い。まるで美術館のコンコースなのではないか?と身間違えてしまう。あまりにもきれいなのでごみを落とすのも申し訳が無い。
 しかし円山球場のような「This is 野球場」という雰囲気も捨てがたく、来年本拠地を札幌に移す予定のファイターズにはぜひ開催を検討していただきたい。
 なお、今日はライオンズ主催のため先週月曜日ファイターズ主催試合のようなDJ・グッチーによるトークやファイターズ戦の日程告知、ファンクラブの案内放送は一切無い。その代わり…ライオンズのファンクラブ告知や北広島プリンスホテルの案内は頻繁に流れてきたが…。
 そんなこんなでバッテリーの発表の後にスタメンが発表される。
 
Fukuoka Daiei Hawks
村松
柴原
井口
松中
城島
大道
出口
本間
川崎
杉内
守備
8
9
4
3
2
DH
7
5
6
P
6
7
DH
3
8
9
5
2
4
松井
佐藤
後藤武
カブレラ
和田
高波
マクレ|ン
細川
高木浩
後藤光
Seibu Lions
 先行のホークスは6番までは昨日までの連勝メンバーと同一。しかしその後からが違う。7番には代打の切り札的な存在の出口を、8番には北海道出身の地元選手・本間満を登用。本間は話しによると親類縁者をたくさんスタンドへ招待しているらしく、せっかくのスタメンだし力を出してもらいたいところ。
 対する後攻のライオンズは6番にタイガースから移籍した高波文一が、8番には若い細川を起用。

 
 
 
 
 
 
 

きれいに取れた画像
出て行く寸前のスコアボード
 松井の5球目がファールとなったのを確認してから足早にタクシー乗り場へ向かう。即刻タクシーに乗車。するとようこちゃんからメールが。ホークスが勝ったそうな。調べてみるとあれからボールを1球はさんでカウントが2−3となって絶体絶命のピンチとなってしまっていたスクルメタ。しかし最後は空振り三振で逃げ切り勝利。なんとなんと最後は冷や冷やしたがどうにか勝利することができた。
 問題はここから。タクシーに乗った良いが、今日はよりによって新札幌サンピアザでセールが行われているらしく、新札幌駅方面へ向かう清田区から厚別中央への道路には普段クルマを運転することに慣れていない奥様連中がハンドルを握っているので思うようにスピードを出すことが出来ない。最後のひばりが丘の交差点を進むと運転士さんが「走ってどうにか間に合うよ」とホッとした表情で話してくれた。
 階段を駆け上がりホームに上がると少々ダイヤが遅れているようで千歳行きの普通列車がお客を降ろしていたところだった。
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