(最終更新>2003年5月18日8:10)
2003年5月17日土曜日 プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合
西武Lions−福岡ダイエーHawks6回戦
18:00〜 観衆;23,000人 観戦場所;ネット裏SS指定43列228番(11回表裏のみレフト外野自由席)
ホークス |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
6 |
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
十 |
計 |
ライオンズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
勝利投手
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斉藤和巳 5勝2敗 |
セーブ
|
マット・スクルメタ 1勝7S |
敗戦投手
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森慎二 2敗 |
審判員・記録員 |
本塁打 |
球審 |
杉本大成 |
なし |
一塁 |
新谷晃 |
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二塁 |
川口 |
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三塁 |
山本隆造 |
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公式記録員 |
山田 |
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城島健司、勝負強いぞ!今日は決勝2塁打!
札幌ドーム2連勝!カズミに勝ち星が転がり込んできたゾ!!!
ホークスは1点を追う八回、松中信彦の右翼線二塁打で同点。延長十回には2番手の森慎二を攻めて二死一、三塁から城島健司の左中間二塁打で2点を勝ち越した。
先発の斉藤和巳は西武・松坂大輔に一歩も引かず、冷静なプレートさばき。フォークボールを武器に9回を5安打1失点で5勝目を挙げた。
西武は松坂大輔の好投が実らず、5月初の連敗を喫した。 |
前日夜、パソコンの電源を入れて立ち上がるまでの間、少しだけのつもりで別途に横たわったのが運のつき。照明をつけたまま寝入ってしまい気づいたら12時10分ころに目が覚める。昨日は余程ハシャギ過ぎたのか?と自らの行動を反省する(苦笑)。その際、寝るつもりなんぞまったく無かったことから素っ裸に布団を被らずに寝たので少々頭痛の気配が…。こりゃ風邪の症状だなと察知する。しかし北の台地まで来て野球を見ないわけには行かないので踏ん張って身体を動かす。
テレビをつけるとNHK総合テレビでは大阪放送局の看板番組・生活笑百科が始まる。中田カフス・ボタンの漫才で敷地の50センチ手前までしか建物を造らないと約束して家を改築したものの、完成してみると5センチしか余裕が無いことがわかって、建て直してもらえるかどうかを相談してたりして。
ちなみにおーけーの漫才は「知人2名がお金の貸借で揉めていて、貸したほうは5万貸した!と言い張り借りたほうは3万借りたと言い張る。仲裁役は間を取って4万の返済を提案。そこで手締めとなったのだが後で貸したほうが部屋から『5万貸した』というメモを発見。これを元にあと1万の返済を迫れるか」といった相談を相談室へ持ち込んでいた。上沼相談員がFBIを投入させて調べさせると言い張っているこの相談、弁護士の野間先生はどのような回答を出したか?回答はこのページを最後まで読めばわかります(笑)。
13時になりサッカーJ2のコンサドーレ対モンテディオ山形戦の中継が始まる。コンサドーレ戦なのでJR北海道がスポンサーについていて、当然CMも放送される。 |
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しかしJ2の試合をじっと見ていても面白みに欠けるのでチャンネルをHBCに変更。サスペンスモノの短編ドラマの再放送を放送していた。思わず見入ってしまう。最後まで見終わると時刻は15時の手前だった。
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無理やり身体を動かして目覚めを促す。起床してかれこれ3時間が経過するがいまいち身体の切れが悪いのはやはり風邪気味だからだろうか。
なにはともあれ現金を作りたかったので最寄の東京三菱銀行まで徒歩移動。最寄といっても北海道に東京三菱は1店舗しかない。以前は札幌駅前支店があったのだが、現在その札幌駅前支店の近所にATMがあるだけ。支店はついに北海道新聞社1階、道新プレイガイド脇で大通公園の前にある札幌支店のみとなってしまった。実は北海道ではコンビニATMが未発達で、実際にサービスを行っているのは函館周辺部のみとなっているのだから不思議な話だ。
用事を済まし東豊線乗り場へ進む。ホームに出るとすぐに福住行き電車が到着。福住駅での降車を考慮して先頭車両に乗るとすでにユニフォーム・ヘルメットを着用し「戦闘体制(笑)」を整え終えているホークスファンの姿が(笑)。福岡市内ならまだしもホークスとは縁もゆかりも無い札幌中心部でこのようなイデタチをされるとチョイと恥ずかしいものがある。ちなみに福住行き電車内には野球へ行こうというお客は2割以下であとは帰宅や用務客がほとんどというような客層であったことを申し添えておく。 |
福住駅に到着すると改札前で駅係員が手にライオンズ主催試合開催記念のウィズユーカード(札幌市内地下鉄・バス共通カード)を売っていた。このカード、なんと試合終了後は発売しないらしく買うなら今しかない。そのうえ松坂・西口・カブレラ・松井の写真とライオンズのロゴが大きく描かれているものの、しっかりとホークスのロゴ文字が印字されていてホークスファンのコレクターズアイテムとしても極めて貴重品といえる。思わず2枚購入してしまう。
通常であればバスターミナル・イトーヨーカドー方面の3番出口を進むのだが今日は吉野家の牛丼が食べたいなと感じたので道路の反対側に出ることができる4番出口から地上に出ることにした。
吉野家札幌ドーム前店は4月4日にオープンしたばかりの新しいお店。大盛りねぎ抜きつゆだく弁当を購入してすでに開門されている札幌ドームの場内に入る。土曜日・松坂登板ということもありなかなかの客の入り。外野席は自由席が8割程度埋まっている。
とりあえず自分の席であるネット裏SS指定席に荷物と吉野家の牛丼を置いて外野の応援団席に向かう。 |
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昨日一緒に見た仲間はもとより、土曜日なのでそれ以外にも応援団の数が増殖している。まるで福岡ドームのライトスタンドの一部がそのまま札幌へやってきたかのような錯覚に陥るが当然のように袴系の応援団の姿は見られない。なんとも清々しい光景。遊びに来てくれているカープの札幌在住応援団さんとお話をしているとどうやら帯広と釧路での開催が7月にあるとの情報をいただく。会社の予定を確認しないと何とも言えないものの、北海道内での野球観戦には目が無い私。ほぼ観戦を確定させる(笑)。遠征での負け癖を昨日ようやく止めた福岡から来ている仲間にもご挨拶をしつつホークスの打撃練習が終わりスタメンが発表される。ホークスは野手の面々に変更は無い。先発は開幕投手を務めた斉藤和巳。対するライオンズは2番に昨日の柴田に代えて佐藤を、9番の平尾を高木宏に変更している。先発投手は円山球場時代から通算して札幌では5連勝中の松坂大輔。先週のマリーンズ戦@千葉マリンでは自己最速の156キロを計測。その前の札幌ドームでの登板でも完投勝利を挙げている。ただいま5連続完投勝利中で調子が絶好調のはず。松坂的には負ける要素が見当たらない。
スタメン発表を聞き終えて自分の座席であるSS指定席へ引き上げることにする。放送席には九州ローカル中継で解説を担当する若菜嘉晴氏がニコヤカにスタンバイしていた。 |
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Fukuoka Daiei
Hawks
H |
村松 |
柴原 |
井口 |
松中 |
城島 |
大道 |
バルデス |
ネルソン |
川崎 |
斉藤 |
守備 |
8 |
9 |
4 |
3 |
2 |
DH |
7 |
5 |
6 |
P |
6 |
7 |
DH |
3 |
8 |
9 |
5 |
2 |
4 |
L |
松井 |
佐藤 |
高木大 |
カブレラ |
和田 |
小関 |
マクレ|ン |
伊東 |
高木宏
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松坂 |
Seibu Lions
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試合前のまったりタイムにライオンズのキャラクター「レオとライナ」がグラウンドに登場。なにやら猿芝居を始める。よく見るとライナのバストが妙に膨らんでいることに気づく。この手のキャラクターはたいていが子供(トラッキーやヂャビット)を前提にしていたり家族(ハリーホーク一家・ホッシー一家)を想定してのキャラ設定のハズだがライオンズの場合はどうやら恋人同士を想定しているようだ。あのライナのバストを見ると最近の小中学生の発育が良いとはいえいくらなんでもあれはオトナの女性でしかないと感じさせる。余談ではあるが筆者は昨日の開門時にこのライナと北2番ゲート前でハイタッチをしている(笑)。
試合に先立ち白石小学校5年生・白石ドラゴンズ所属の平石くんによる始球式が行われるマウンド上からノーバウンドで捕手・伊東勤のミットに届いた投球に場内から拍手が沸き起こる。当然ホークスの村松もマニュアルどおりの空振りをし演出する。 |
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今日はネット裏席なので公式記録員の肉声による情報が丸判り。試合開始時刻は定刻の18時ちょうどであることがわかる。
ホークス初回先頭打者の村松有人は初球をいきなり左方向へライナーのファールを打ち内野スタンドの観客を震え上がらせる。村松は2球目を打ってファースト・カブレラが取ってベースカバーに入る松坂へ送球し1死。2番は柴原洋。初回から直球主体で飛ばす松坂ではあったが柴原へは初球・二球目とボールが先行したが3球目を柴原が当ててしまいセンター方向へ。しかし打球は松坂がおへその部分で補給してしまいそのままファーストへ送球。あっさりと2死に。続く3番・井口資仁へは投手ゴロで気合が入った松坂の気迫勝ちで5球目のカーブが見事に決まり見逃しの三振に斬って取ってしまう。ホークスの初回は無得点に終わった。
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あっさりと終わったかに見えた初回表の攻撃だがなぜか監督・王貞治が出てきて球審・杉本と話をしている。さっそく選手交代も無かろうと考えたがどうも先ほどの井口への5球目の判定が気に食わない様子。まぁカーブが外れたといえばそう見えなくも無いが…。
ライオンズの初回、先頭打者は松井稼頭夫。初球を強振し1ストライク。2球目が外れてボールに。カウントが1−1となったところで城島が斉藤和巳を手招き。捕手がマウンドへ向かうのは良く見るがマウンドと本塁のちょうど中間の位置で3分ほど話し込んでしまうバッテリー。確かに初球・二球目と城島の構える位置とは違うところへボールが行っているように見える。それの修正を行うための間であるなら納得。その甲斐あって松井稼頭夫は3球目をレフトへ打ち上げて1死。 |
試。
【】
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