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黒田博樹 7勝8敗 |
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大竹寛 5勝5敗14S |
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高橋尚成 5勝9敗 |
審判員・記録員 |
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球審
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佐々木昌信
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アンディ・シーツ21号打点2・投手:高橋尚=二回 |
一塁
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西本欣司
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小久保裕紀41号打点1・投手:黒田=四回 |
二塁
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井野修
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アンディ・シーツ22号打点2・投手:高橋尚=五回 |
三塁
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小林和公
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公式記録員
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山本勉主任
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東京ドームらしく本塁打3発!
2番シーツが大当たり2打席連続弾!
広島はシーツが三、五回に2打席連続で2ラン本塁打を放ち、チームの全打点を挙げた。黒田は8回を6安打2失点で7勝目。九回は大竹が抑えて逃げ切った。嶋は1安打で今季182安打目を放った。
読売は優勝の可能性が完璧に消滅した。 |
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その裏のジャイアンツは清水がファーストゴロ(3・3)に倒れ1アウトに。清水もそうだがジャイアンツはいつどこでホームランが飛び出すかわからない「びっくり箱」のような打線。2点差はカープにとってセーフティリードではない。そのことは良くわかっているカープバッテリーは低目低目を丁寧についている。それだけ怖いジャイアンツ打線にあって、次のローズの打席には首を傾げたくなる。初球からストライク、ボール、空振り、ファールでカウントが2−1となる。ここでまさかボールを投げて時間調整でもしてくると勝手に踏んだのか?ローズは独特の構えを見せることなくぼ〜っと打席内で突っ立っていた。ん?っと思ったその瞬間、黒田のスライダーがストライクゾーンをかすめた。当然ローズは見逃し三振。久しぶりに見た超お間抜けな見逃し三振に手を叩いて笑ってしまった。こういうときに限って次打者が活躍してしまうもので、次打者の小久保裕紀はカウント2−2からの7球目を引っ張りものすごく低い弾道でレフトスタンドへ文字通り「突き刺さった」。もしローズにやる気があり最後のスライダーを流し打ちでもして出塁していれば同点にされているところであったが、このホームランはソロアーチで当然1点しか入らない。これは助かる。今年なぜジャイアンツが最強打線を標榜しながらもいまいち強くないか、そのいっぺんを垣間見たような気がした。ホームランを打たれ若干ダメージを喰らったのではないかと心配した黒田ではあったが、続く高橋由はカウント2−1からの5球目を空振りし結果的には小久保のホームラン1本による1失点でこの回の攻撃をしのいだ。