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2003年8月5日火曜日 パシフィック野球連盟プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合

株式会社福岡ダイエーホークス福岡ダイエーHawks西武Lions株式会社西武ライオンズ21回戦
福岡ドーム 18:00観衆;48,000人 観戦場所;レフト外野自由席
ライオンズ
1
1
0
0
0
1
0
0
0
3
 
ホークス
0
0
0
0
1
0
0
0
x
1
    
勝利投手
松坂大輔 12勝4敗
セーブ
豊田清 0勝1敗27S
敗戦投手
寺原隼人 6勝2敗

審判員・記録員
本塁打
球審
佐藤純一
中島裕之1号打点1・投手:寺原=二回 プロ入り初
一塁
栄村隆康
二塁
丹波幸一
三塁
林忠良副部長
公式記録員
村林弘之

昨日の和田に続き寺原も懲罰居残り投球?!
松坂大輔、8回力投1失点。

 西武が松坂大輔が8回を1失点に抑えて12勝目を挙げ、ホークス戦の連敗を4で止めた。1回に和田一博が先制適時打を放ち、2回には中島がプロ初本塁打。1点差とされた後の6回には大島の犠飛で加点した。松坂大輔は球に切れがあり10奪三振。9回は豊田清が締めた。ホークスは寺原隼人が9回途中まで4安打3失点と好投したが報われなかった。

 定宿にしている博多駅前2丁目にある某航空会社系ホテルをチェックアウト最大時間のギリギリの14時50分に出る。
 ホテルから4分程度の距離にあるJR九州博多駅のみどりの窓口に向かう。前日、博多駅窓口到着が23時02分だったためにみどりの窓口に設置されている指定券発売マシン・MARS(マルス)の稼動が止まってしまって用事を済ますことが出来なかったため、今日改めて来たというわけ。目的はJRの指定券を買いに来たのではなく福岡ドームのプロ野球チケット。

 9月のプロ野球。現在首位を走るホークスの下旬の試合。必然的に優勝決定=胴上げが絡んでくる可能性が高いのでチケットの売れ行きが早く、ローソンチケット扱い分はすでに3塁側A指定とS指定席しか残っていない。ともに5000円を超える値段のチケットでとても庶民的な価格とは言いがたい。わずかな望みを持ってローソンチケット扱い分とは別枠であるJR九州扱い分に賭けてみた。窓口で「9月23日ダイエー対西武の外野自由席、あります?」とチケットの残照会を依頼。待つこと数秒。見慣れたJR指定券の残席数表示画面に100を超える数字が出ている。外野自由席券はローソンでは即日完売されているはずだがJR券では案外残っているもんだ。これ幸いとさっそく1枚購入。5000円チケットの購入も覚悟していただけに1000円の外野自由席券を買えて喜び勇んで駅を出る。
 博多駅バスセンターへ直行し5番バス乗り場から福岡タワー南口行きに乗り、都市高速荒津大橋から見える福岡造船で作られてる船を眺めつつ福岡ドームへ。国立医療センターバス停で降りてファンクラブ受付で来場ポイントの積算及びピンバッジを受け取る。
 ファンクラブピンバッジ配布は明日8月6日で在庫が底を尽くらしく、明日の観戦予定がない私にとっては今日が最後になる。今年最後のピンバッジは荒金久雄だった。
 話はそれるがこの福岡造船株式会社、日本中小型造船工業会に加盟する造船会社らしいが実際作っている船は画像の通り大きい船。しかし海運業界ではこの程度の船じゃ中型なのだろうか?
 16時15分、2番ゲートから入場しレフト側の開門を待つ。
 いつもの座席からライオンズファン方向を注視すると「250%」と書かれた文字とおなじみの「猛犬注意」の横断幕。キャサリン人形以降。何かと面白いネタを豊富に提供してくれる福岡のライオンズファン。もちろん試合開始前に突撃取材を敢行。
 近づいてみると250%の下には「ANCHITAKA」とのこと。「アンチ鷹」という意味なのだろう。アンチジャイアンツという言い回しは良く耳にするがホークスがその標的になったのは個人的には聞いたことがない。しかしこれだけ「ホークスマンセー」な土地柄だけに逆にホークスが嫌いな人たちの受け皿として少数派になったかつての地元チーム・ライオンズを追いかけたくなるのはわからないでもない考えでもある。ちなみに猛犬注意の看板が出ているということは…犬伏が一軍登録されているということではあるが、その天敵・吉田修司は逆に1軍にはいない。
 そんななか、スタメンが発表される。
 
Seibu Lions
松井
佐藤
和田
カブレラ
大島
高木大
中島
伊東
高木浩
松坂
守備
6
8
7
DH
9
3
5
2
4
P
8
5
4
3
2
7
DH
9
6
村松
川崎
井口
松中
城島
バルデス
ズレ|タ
柴原
鳥越
寺原
Fukuoka Daiei Hawks
 ライオンズは今日敗れると数字上、自力での優勝の可能性が消えてしまう。よって必死さをスタメンでアピール。「昨日の筆者の提言をホームページで読んだんじゃないの?」と思いたくなるようなファーストの人選に笑ってしまう。打率0割台の上田に代えて高木大成を起用。スコット・マクレーンを下げて中島を、松坂大輔との相性を考えて肩の弱さというリスクがある捕手を伊東フリーパスに(笑)。先発投手はエースで現在ホークス戦4連敗中の松坂大輔。
 対するホークスはというと野手は不動のオーダーと化している。非の打ち所といえば9番の打力と外野陣3名の肩の強さぐらいかなと(笑)。先発は投げてみなければわからない寺原隼人。故障明け後初の先発登板となる。
 しかしここ最近のフリオ・ズレータの活躍は目を見張るものがある。本塁打が出るようになって見る目も変わった。来日当初は動きの悪さも目立ったが慣れてきてアリアス程度の活躍はしてくれそうな気配がある。完璧にブライアン・ネルソンの存在なんぞ忘れられている。まるで森口博子が「♪いざゆけ若鷹軍団」を歌っていることなどもう誰も覚えていないのに似ている。
 昨日に引き続き「伊藤園・お〜いお茶シリーズ」ということで今夜も伊藤園の冠スポンサー試合。愛飲者代表から松中信彦と和田一博に花束とお〜いお茶2ケース(48本)が進呈される。昨日の試合では同じお〜いお茶は進呈されたがなぜか1ケース24本だけしかなかった。チームから「これじゃあベンチ入りしている選手・コーチの人数分に行き渡らんぞ」と突込みが入ったのかどうかはわからないが昨日とお茶の本数が違うのが笑える。しかしこのお茶のダンボールを開封し億単位の年収を稼ぐ主力選手にも1本づつ配られるのかと思うとさらに笑える。
 始球式はこちらもお〜いお茶の愛飲者から選ばれた鶴田健くんが子供の癖にマウンドからホームベースの上を通過するような投球を見せる。球審・佐藤に促されながらまもなく試合が始まる。
 
 。 稼頭夫くんホームイン!

 
Next Game>2003.8.12 Baystars - Tigers #22 at Sapporo Dome
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