(完成)
2003年5月25日日曜日 プロ野球パシフィック野球連盟選手権試合
福岡ダイエーHawks−西武Lions11回戦
13:00〜 観衆;48,000人 観戦場所;レフト外野自由席
ライオンズ |
0 |
0 |
4 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
1 |
7 |
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一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
ホークス |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
勝利投手 |
張誌家 3勝1敗 |
敗戦投手 |
杉内俊哉 3勝5敗 |
審判員・記録員
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本塁打
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球審
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丹波幸一
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ブライアン・ネルソン3号打点1・投手:張=二回 |
一塁
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小寺
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二塁
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東利夫
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三塁
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川口亘太
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公式記録員
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五十嵐義夫部長
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キャサリンに始まり…キャサリンに負ける
ブライアン・ネルソン、2試合連続のホームランで勘違いし出さなきゃ良いが…
西武は0−1の三回二死満塁からアレックス・カブレラの左前打で2点を入れて逆転。さらに和田一浩、佐藤の連続適時打でこの回計4点。七回にも和田一浩の適時二塁打などで2点を追加し、突き放した。張誌家は8安打を浴びたが、要所を締め7回1失点で3勝目を挙げた。
ホークスは好機にあと一本が出なかった。杉内俊哉は三回、投球が単調になり痛打された。 |
ホームページの更新を行っていると土曜日ということもありテレビの放送終了の画面を見てしまうようなの時間になっていた。
FBS福岡放送の放送終了画面 |
TVQ九州放送の放送終了画面 |
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見掛けたのは日テレ系のFBS福岡放送とテレ東系のTVQテレビ九州。テレQの放送終了画面は案外見ようと思えば見られるのではあるが、FBSの場合は深夜におなじみのNNN24が終夜放送してしまうことが多いため、この放送終了の画面が流れることはめったに無いらしい。ちなみにこの手の画面はテレビ画面の色の調節をしてもらう意味合いからハッキリとした色使いがなされていることが特徴。カラーバー画面もそうだが実はこの画面で色合いの調節をするのがテレビ視聴の極意なんですよ。勉強になったでしょ(笑)。
さっさとホムペを作り終わり寝床に入る。
起きると夜通し飲み明かした某女史よりメールが。時刻は7時半。勘弁して欲しい(笑)。「9時ころまで寝ます」とメールを打って再び就寝。するとご丁寧に9時18分にモーニングコールメールが!!!このメールのおかげで起きる事が出来た。テレビでは日曜討論「金融・経済政策をどうする」が放送中。熱いトークとは無関係にお出掛けの準備に余念が無い。
10時ちょうどに支度を終えてホテルを出る。昨日とほとんど同じ時間の福岡ドーム行き直行臨時バスで福岡ドームに向かう。
数名のダフ屋の出迎えを受けてドームの敷地に入ると例によって2番ゲート付近のみが人で溢れ返っている。ファンクラブ優先開門時間が近いこともありファンクラブ特典交換窓口はとんでもなく空いている。ローソン函館大手町店で購入したチケットを行使して入場。27通路脇で11時の3塁側開門をまったりと待つ。通路には西武戦のみ先行発売を行っている旨を告知するポスターが見受けられるがこの告知、誤解を招く表現で困る。まるですべてのチケットを一斉発売しているように見えるが、実はこれは「一般先行分」のみの発売で「一般」の発売分は9月分なら7月25日に別枠でチケットが残っているのだ。よって売り切れ間近だからといってあわてることも無いのだ。こういう脅迫商法って商業取引を司る法律に触れるんじゃないのかなぁ。行列が出来る法律相談所に聞いてみたいところではあるがどうだろう。
座席に着座すると喉がかわく。機能買ったコカコーラの容量が少ない気がしたので今日も買ってみるがどうも容量が少ない気がする。今度は市中のコンビニなどで改めて買って確かめてみることにする。 |
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そんな中、吉野家の牛丼を頬張りながらスタメンの発表を待つ。
Seibu Lions
L
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松井
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小関
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後藤武
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カブレラ
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和田
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佐藤
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マクレ|ン
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伊東
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高木浩
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張
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守備
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6
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7
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DH
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3
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8
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9
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5
|
2
|
4
|
P
|
8
|
9
|
4
|
3
|
DH
|
7
|
2
|
5
|
6
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H
|
村松
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柴原
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井口
|
松中
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大道
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バルデス
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城島
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ネルソン
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川崎
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杉内
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Fukuoka Daiei
Hawks
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先行のライオンズは2番に小関を、3番に後藤武を入れて左打者を手厚くする作戦に出た。先発投手はアグネス・張(笑)。対するホークスのスタメンは不動のオーダー。本来ならブライアン・ネルソンではなく別の有望な野手を使いたいんだろう。しかしホームランやサヨナラ安打を放ったりして外すわけには行かない活躍を見せているので使わざるを得ない状況なのだろうな。先発投手は先週日曜日に西武戦未勝利童貞を捨てた杉内俊哉。
試合前の選手とのキャッチボール企画。今日のキャッチボールはしゅんくん。お相手は松田。毎度この手のキャッチボール企画に出て来るお相手の選手は昨日の山田といい先発じゃない選手ばかり。それにしても松田かぁ(笑)。
相変わらず野球には関係のなさそうな踊りがグラウンドで繰り広げられた後に小学生・楢崎ケンタローくんの始球式を経て13時ちょうどに試合が始まる。 |
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初回表、松井稼頭夫は5球目を打ち上げてライトフライに。2番の小関は2球目をライト前ヒット。3番の後藤武は松井に続いてライトフライに。これで2アウト。ここまで3人まで投げて杉内は見事3人ともライトへ打球を飛ばさせている(笑)。初回から柴原洋は大忙し。2死1塁から打席にはアレックス・カブレラだが杉内はおっかなびっくりの投球。初球は当然ボールに。2球目からファール〜ボール〜ファール〜ボールでフルカウントとたところでカブレラが我慢比べを放棄しセンターフライに終わる。初回の杉内の投球数は14球。
その裏のホークスは先頭の村松有人〜柴原洋と続けて三振を喫して2死。しかし井口資仁が5球目をレフト前ヒットし出塁。好調・松中信彦もライト前ヒットで続いて2死1・3塁となる。ここで大道典嘉がなんと9球粘った挙句にショートゴロ(6−4)…サードに井口が残塁し初回のホークスも無得点で終わる。この回の張は初回の杉内の投球数の約倍・30球。時計の針は13時25分。今日も長い試合になりそうだなぁ。
2回表のライオンズは和田一浩が見逃しの三振、佐藤トモアキがライトフライで2死。マクレーンは空振り三振。杉内の調子が上がってきたかのように見受けられた。余談だがこの回もしっかりと右翼手・柴原への打球が記録されている。
その裏のホークスはというと、先頭のペドロ・バルデスは調子がイマイチなようで6球目を空振り三振で1アウト。7番の城島健司はきれいにセンター前にヒットし1アウト1塁となる。続いて出てきたブライアン・ネルソンは昨日ホームランを打っているが、彼の芸風からいってホームランを放つ打者じゃないことは判りきっているので誰もそんなものは期待していないし、仮に期待していても口に出すのが恥ずかしいような風潮が充満している。初球は外国人に対する場合のセオリーからボールに。二球目はストライク。そして3球目を空振りしてしまうネルソン。城島はスタートを切っていてセカンドベース上でタッチアウト。結果的には盗塁死となってしまう。偉い低めの球を強引に振りに行っているところを見るとどうやらランエンドヒットのサインが出ていたような気配。だとしたら捕手・伊東勤の読みが当たったと言えるが、しかし皮肉なもんでこの後ボールをひとつ挟んだ5球目をネルソンが振りぬくと投球がバットに当たってしまう。打球はライト方向へ大きなアーチを描いてそのままスタンドに。ネルソンの2試合連続ホームランなんぞ誰が予想したか?予想なんてしていたらランエンドヒットのサインが出ることなんて無いわけで(笑)。続く川崎は6球目を空振り三振となり1点止まりで終わってしまうがとりあえずホークスが1点を先制させた。 |
本塁打を放ち2塁を回るネルソン
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オムツ交換!
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ここまでで13時50分。とんでもなく時間がかかる今日の試合。思わずお子さん(当然私のではない)もオムツを交換してしまう。先ほどの「ネルソン・2試合連続ホームランを打つ」の報でライオンズが目覚めたのか?それとも杉内俊哉がビビったのか?3回表のライオンズは先頭の伊東勤がライトフライを打ち上げて1死。きっちりこの回もライト・柴原が活躍する。この先、連続ライト守備機会イニングがどれだけ続くか楽しみ♪しかし笑ってられるのはここまでだったことに後で気づくことに(笑)。続く高木浩は3球目をセンター前にヒットで出塁。松井稼頭夫も3球目をレフト前にヒット。1死1.2塁となる。小関は粘った挙句の7球目をセンターフライに倒れ2死となるが、ここから4者連続ヒットの雨あられとなってしまう。まずは後藤武敏が2球目をレフト前へヒットし満塁に。さらにアレックス・カブレラがセンター前に運んで高木浩と松井が相次いでホームインし逆転。さらにさらに佐藤もセンター前ヒットを放ちカブレラがホームイン。和田はセカンドベースで止まる。なおも2死3塁で打席にはスコット・マクレーンが入るがようやくショートゴロに終わりこの回のライオンズの猛攻が終わる。この回は被安打6・失点は4となった杉内俊哉。
こうなるとその裏のホークスの攻撃は先頭打者からの攻撃に期待がかかるというものだが、初回同様村松〜柴原と連続三振となり井口が安打で出塁(笑)。松中信彦が四球を選んでチャンスを作るが…結果的には大道典嘉が帳尻を合わせてしまいセンターフライに終わる。 |
4回の両チームは4人攻撃であっさりと終了。
5回の攻撃も正直言ってピリッとしたものじゃない。ライオンズが2アウトからの和田一浩のセンターオーバー2塁打が出るが後続の佐藤が空振りの三振。対するホークスの5回も3者凡退とすでにあきらめモードになっているのか???
グラウンドの整備を行っている前の5回裏攻撃中に我々はレフトスタンドポール際に陣取るライオンズの応援団の面々へ挨拶兼お願いにお邪魔する。 |
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お願い事というのはいわずと知れたキャサリン嬢を間近で見せてもらい、タイミングがよければ記念撮影をしてしまおうというもの。しかしそれがマンマとはまり撮影に成功。その画像がこちら。なんだかよくわからないが3人してキャサリン嬢を囲んで満面の笑みをたたえているのが笑える。
今回の遠征、キャサリン嬢と同じ写真に納まった段階で目的を達成したのに等しい価値ある遭遇。こんな面白い話は無い。
こうなると後の試合の結果なんぞ知ったこっちゃ無い(笑)。スコア付けもいい加減にやめてしまい後はアホトークで試合のお茶を濁す。 |
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点差が広がってくると周囲の人たちと馬鹿話しに花が咲きスコアどころではなくなる(笑)。それをホークスの面々が察知してはいないだろうが、そういう試合展開になってくる。7回表に2点を追加するライオンズ。
その裏のホークスは袴応援団による「袴のためのラッキーセブン」が繰り広げられている。座頭市も顔負けの立ち回りをあの狭いお立ち台の上で4人もそろえて行っているのだから笑ってしまう。福岡名物といえよう。
視線をスタンドへ向けると昨日同様、オールスターファン投票の用紙を黙々と記入している。
試合はというと最終回にホークスがきっちりと攻めたまでは良かったが…無死満塁で川崎がサードファールフライ。村松が見逃し三振。柴原はショートへの打球で万事休す。ネルソンがセカンドで封殺されて試合終了。西武に3連戦で勝ち越すだなんて本当に難しいんだなぁと実感させられる遠征だった。 |
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試合後、当然ドームの屋根は開かない。雨が上がった曇り空に虹かかかっていてとてもきれいだった。
しかしホークスさん、ウェスタンリーグって国語的にあってるの?「ウエスタンリーグ」なんじゃないかなぁ〜(笑)。 |
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