ホークス |
1 |
0 |
4 |
0 |
2 |
0 |
3 |
0 |
0 |
10 |
|
一 |
二 |
三 |
四 |
五 |
六 |
七 |
八 |
九 |
計 |
ベイスターズ |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
勝利投手 |
杉内 2勝 |
敗戦投手 |
吉見祐治 1勝2敗 |
審判員・記録員 |
本塁打 |
|
球審
|
小林毅二
|
井口資仁2号打点1・投手:吉見=初回 |
一塁
|
橘
|
石井琢朗1号打点1・投手:杉内=初回 |
二塁
|
深谷篤
|
吉本亮1号打点1・投手:吉見=五回 |
三塁
|
柳田
|
|
公式記録員
|
生原?
|
のらりくらりと杉内、先発合格???
無失点とはいえ山田・篠原は大丈夫なのか?
福岡ダイエーは杉内が先発枠入りへ大きく前進。直球とカーブで巧みに緩急をつけ、7回を1点に抑え9三振を奪った。井口が1本塁打を含む3安打と好調をキープ。横浜の吉見は制球が甘く、6回を7失点で開幕に不安を残した。 |
|
開幕まであと1週間というのに両チームともに余裕というかなんと言うか…ホークスはいまだに四番が固定されていない。まぁ城島・四番が適当かなぁ〜と思わなくも無いが。調子の上がらない柴原は相変わらずスタメンに姿を現していない。そして「バルデス以下は未決定」と言わんばかりの下位打線。言い換えれば小久保・柴原が居ない間に一軍慣れしてほしい面々。使い方次第では今後が楽しみではあるが…。そして今日の先発投手は杉内。今日投げれば中6日で28日の開幕日を迎えることができるわけで…まさか開幕投手???と思わせる起用に少々驚くのではあるが、他に誰が居る?と問われれば人材が思い浮かばないのも情け無い。対する横浜はというとこちらも開幕が近いことから指名打者制度を使わずに吉見を打順9番に入れて臨戦態勢のリハーサル。ホークスはさしずめ仮想タイガースといったところか。言われてみればセカンドの村田以外ベストメンバーではないか。
今年はできるだけ野球に集中すべく試合中はできるだけスコアをつけることに集中してみようかと考え、いわゆる「応援」は他の人に任せることにした。まぁ何も私が「がんばれ」だの「かっとばせ」だの言ったところで選手だって「言われんでもがんばるよ」と考えてやってるだろうし。ただ、人が指摘しないような点を探して突っ込んだりはする。これがある意味自分の生き方のようなものかも知れない。よって試合が始まろうとスタメンが発表されようと静かに座ってひたすらメモ、メモ、メモの繰り替えし。投球数や試合の動きを考えながら見ることにより、生きていく上でのものの考え方のプラスにならないか?今年は自問自答しながらの野球観戦にすることとした。まぁ試合中に大声を出して騒ぐと咽喉がしんどくなって飲み物の消化が激しくなり金欠を誘発するというのも理由なんですけどね(笑)。
2回の両軍はホークスが松中>カウント0−3からファーストゴロ・バルデス>1−3から見逃し三振・出口>0−1からライトフライ、ベイスターズが古木>カウント2−2から空振り三振・村田>2−2から空振り三振・金城>1−0からセンターフライといずれもボール先行になりながらも無失点に抑える。
3回、ホークスが大チャンス打線のお株を奪う下位打線の踏ん張りを見せる。なおもボールが先行する吉見から辻がカウント0−1から四球を選び出塁。9番に入る「永久の未完の大器・吉本亮」が初球を強く引っ張り右中間スタンドのセンター寄りフェンス最上部の金網部分にあたり跳ね返る。スタートが悪かった辻は二塁を蹴って三塁へ到達するのが精一杯。吉本亮はセカンドベースへ。無死2・3塁で打順が1番村松に。村松もライトへ引っ張り2塁打になり辻・吉本が相次いでホームイン。2番川崎もカウント1−1からの3球目をまたもライト線へ二塁打としセカンドから村松を返す。ここまでが昨年のコスモスリーグで活躍した選手たちで、見事に四球を足がかりにして3連打を放ち得点を挙げている。しかし喜んでばかりはいられない。3番・井口がライトフライ。セカンドランナー・川崎がタッチアップでサードへ。城島がショートゴロ。この間に川崎がホームイン。足で稼いだ川崎の得点に喜ぶ。ただしノーテンキに万歳をする気分になれないのは、ショートゴロを放ったのが城島だから。それもカウントは0−2から。このカウントから打つこと自体は4番だしあまり文句は言いたくは無いが、城島レベルの選手ならアップアップの吉見からしっかりと結果を残してほしいし、せめて出塁し松中へつないでほしいもの。さらには松中信彦に至っては初球をあっさりとセンターへ打ち上げてこの回を終える。くれぐれも言っておくがこの回を決して喜んではいけない。下位打線がせっかく繋がったのに上位打線がこれではちょっと先が思いやられる。
その裏のベイスターズは調子の上がってきた杉内の投球にハマッテきて、先頭の中村武志がカウント2−2からショートゴロに倒れる。通常、公式戦ならここで代打が送られるであろう9番の打順は投手・吉見。しかし今日は長いイニングを投げさせたいという首脳陣の考えからそのまま吉見が打席に入る。だたぽけ〜っと打席に入るのでは無意味ではあるが、下手にバットを出そうものなら直球に詰まって手がしびれてしまう可能性もある。そこで自主的かどうかはわからないが吉見はバントの構え。カウント1−1から見事に成功。しかし進塁させるランナーが居ないことから記録は単なるサードゴロ。この結果に少々首を傾げてしまう。確かに首脳陣の考えは間違っていない。開幕を控え長いイニングを投げる吉見を見てみたいのは理解できるし、無意味な打席は勿体無いのも理解できる。しかし今日は有料の興業。オープン戦である。ショー的要素を求めている訳ではないが外野席でさえ1500円も支払ってお客は見に来ているのだ。1500円といえば牛丼の並盛が5杯も食べられておつりがくる。私はこの打席の趣旨を理解できたが3連休の初日に家族連れで見に来ている人にこれを瞬時に察知することができるだろうか。そこでこんなことをされては次からまた見に来ようと思う人がいるだろうか。オープン戦とはいえども真剣勝負を見たいと考えるのは筋違いなのか。だとしたらオープン戦=練習試合なのだから料金に儲けを上乗せした入場料は御免だ。だからこんな試合に勝っても少しもうれしいとは思わない…とこのとき思った。こんな屁理屈を考えている間に村松は2−0からの3球目をショートゴロに倒れ3アウト。
4回の表・裏はともに3者凡退となり5回表、ホークスの攻撃。なんと吉本亮が2球目をレフトの私の目の前に打球を飛ばしオープン戦1号ホームラン。吉見よ、それでも開幕投手の候補でいいのか?と思わず余計な心配をしてしまう。井口・川崎はともにショートゴロに倒れ2死となるが井口がカウント2−2からセンターへ打球を飛ばす。「こりゃセンターへのハーフライナーだな」と思ってペンを走らせようとしたところでどういうわけか金城が後ろに下がりそして前進。打球はその前にポトリ。儲けモノヒットで2死1塁。城島はレフト前へヒットし井口はセカンドへ進塁。2死1・2塁とする。松中信彦もセンター前ヒットで続いて井口がセカンドからホームインしまた1点。城島はこの間にセカンドへ進む。バルデスは四球を選んだというよりも吉見がファールの後、勝手にボールを3球連投したので自滅って感じ。「う〜むビックイニングのヨカーン」と考えたが打席は出口で文字通りこの回の出口を向かえフルカウントからの8球目を空振り三振にされる。この回は2得点。ちなみにこの回が始まるまでの吉見の投球数は53であったが5回は29球。いかに苦しんだかがわかる。
Next Game>2003.3.28
Hawks-Marines #1 @Fukuoka Dome |